公開日 2017/12/28 08:30
Bluetooth人気の今こそ欲しいLightningイヤホン。5,000円から買えるラディウス新モデルを試す
【特別企画】遅延なし、バッテリー切れなし
いま、イヤホンは空前のBluetoothブーム。だが、いざ使い始めてみると、定期的に充電が必要なことや、ゲームや動画で遅延が発生してしまうなど、いざという時に不便を感じた人もいるだろう。iPhoneをお使いであれば、そんな方へのもうひとつの選択肢としてLightning接続タイプのイヤホンをおすすめしたい。
なぜLightningイヤホンを選ぶべきなのか? Lightning接続であれば電源はiPhone本体から供給されるので、イヤホンの充電切れの心配がない。また音声伝送のピュアネスという面でも、BluetoothよりLightningの方が有利だ。音が途切れることもない。
もっとも、それ以前の問題として、iPhone 7/8/Xには3.5mmイヤホン端子自体が存在しない。変換ケーブルを利用するのも手間なので、Lightning以外に選択肢があまりないというのが率直なところだ。
そんな状況の中、この年末に、ラディウスから一挙3製品が登場した。実勢価格4,980円前後という手ごろな価格のLightningイヤホン「HP-NEL21」のほか、上位モデルにあたる「HP-NEL31」も展開。さらにはLightning - MMCXケーブル「HC-M100L」も用意されている。3機種をそれぞれレビューしていこう。
■Lightning接続イヤホンが4,980円! 「HP-NEL21」はカバンに入れておきたい逸品
「Lightning接続のイヤホンが欲しい!」という人に向けたラディウスの入門モデルが、実勢価格4,980円というリーズナブルな価格の「HP-NEL21」だ。
アップルのMFi認証を取得したLightning接続として最安値クラスの製品でありながら、アップル純正の「EarPods」との差別化要素として、カナル型方式を採用。筐体は高剛性アルミハウジングで、ドライバーユニットは8.6mmダイナミック型ドライバーを採用する。
さっそくHP-NEL21を手持ちのiPhone 7に接続してみる。アルミハウジングは高級感ある質感で、装着感もよい。ケーブルは細く、長さ120cmと長すぎず短すぎず、取り回ししやすい仕様だ。
リモコンはマイク付きの3ボタンタイプで、右側のイヤホンの近くに垂れるタイプ。これはランニングなどスポーツ用途に使うことも考えているデザインだ。
なおiPhoneと接続して音楽を再生するまでの流れは、接続すると自動的にイヤホンとして認識されるため、設定や専用アプリなどは必要ナシ。さっと取り出してケーブルでつなぐだけで再生できるところは、ワイヤレスにはない、Lightning接続イヤホンならではのメリットだ。
手持ちのハイレゾ音源からRADWIMPSの『前前前世 (movie ver.) 』から試聴曲で音源を聴き込んでみると、EarPodsのワンランク上の、ダイナミックなサウンドが楽しめた。
特にハイまでの金属音をしなやかに鳴らす伸びやかさと、ベース音を強めの量感でグルーブ感たっぷりの低域表現を特徴とする。ミッドの帯域についてはゴツゴツと質感を持たせたナチュラルサウンドで、声の帯域よりむしろ楽曲全体をバランス良く鳴らすトーンだ。
映画『ラ・ラ・ランド』サントラの『アナザー・デイ・オブ・サン』でも、低域の強い押し出しが感じられる。特にジャズでは音源への強い没入感が得られる。
Lightningイヤホンのメリットである遅延の少なさについても、改めてゲーム、YouTubeなどのアプリでチェック。すると、やはりワイヤレスイヤホンとは段違いで、映像と音のタイミングがしっかり合っていることを確認できた。
本機は4,980円と低価格なので、EarPodsからの買い替えにも適しているが、僕が使っていて気づいたのは、ふだんBluetoothイヤホンを使っている人のバックアップ用イヤホンとしても最適ということだ。
例えばゲームをプレイする時、動画を見る時、あるいはワイヤレスイヤホンの充電が切れそうな時、「HP-NEL21」をカバンのなかに一本入れておくと、何かと便利に使える。ワイヤレス時代の今だから欲しくなるのがLightningイヤホンなのだ。
なぜLightningイヤホンを選ぶべきなのか? Lightning接続であれば電源はiPhone本体から供給されるので、イヤホンの充電切れの心配がない。また音声伝送のピュアネスという面でも、BluetoothよりLightningの方が有利だ。音が途切れることもない。
もっとも、それ以前の問題として、iPhone 7/8/Xには3.5mmイヤホン端子自体が存在しない。変換ケーブルを利用するのも手間なので、Lightning以外に選択肢があまりないというのが率直なところだ。
そんな状況の中、この年末に、ラディウスから一挙3製品が登場した。実勢価格4,980円前後という手ごろな価格のLightningイヤホン「HP-NEL21」のほか、上位モデルにあたる「HP-NEL31」も展開。さらにはLightning - MMCXケーブル「HC-M100L」も用意されている。3機種をそれぞれレビューしていこう。
■Lightning接続イヤホンが4,980円! 「HP-NEL21」はカバンに入れておきたい逸品
「Lightning接続のイヤホンが欲しい!」という人に向けたラディウスの入門モデルが、実勢価格4,980円というリーズナブルな価格の「HP-NEL21」だ。
アップルのMFi認証を取得したLightning接続として最安値クラスの製品でありながら、アップル純正の「EarPods」との差別化要素として、カナル型方式を採用。筐体は高剛性アルミハウジングで、ドライバーユニットは8.6mmダイナミック型ドライバーを採用する。
さっそくHP-NEL21を手持ちのiPhone 7に接続してみる。アルミハウジングは高級感ある質感で、装着感もよい。ケーブルは細く、長さ120cmと長すぎず短すぎず、取り回ししやすい仕様だ。
リモコンはマイク付きの3ボタンタイプで、右側のイヤホンの近くに垂れるタイプ。これはランニングなどスポーツ用途に使うことも考えているデザインだ。
なおiPhoneと接続して音楽を再生するまでの流れは、接続すると自動的にイヤホンとして認識されるため、設定や専用アプリなどは必要ナシ。さっと取り出してケーブルでつなぐだけで再生できるところは、ワイヤレスにはない、Lightning接続イヤホンならではのメリットだ。
手持ちのハイレゾ音源からRADWIMPSの『前前前世 (movie ver.) 』から試聴曲で音源を聴き込んでみると、EarPodsのワンランク上の、ダイナミックなサウンドが楽しめた。
特にハイまでの金属音をしなやかに鳴らす伸びやかさと、ベース音を強めの量感でグルーブ感たっぷりの低域表現を特徴とする。ミッドの帯域についてはゴツゴツと質感を持たせたナチュラルサウンドで、声の帯域よりむしろ楽曲全体をバランス良く鳴らすトーンだ。
映画『ラ・ラ・ランド』サントラの『アナザー・デイ・オブ・サン』でも、低域の強い押し出しが感じられる。特にジャズでは音源への強い没入感が得られる。
Lightningイヤホンのメリットである遅延の少なさについても、改めてゲーム、YouTubeなどのアプリでチェック。すると、やはりワイヤレスイヤホンとは段違いで、映像と音のタイミングがしっかり合っていることを確認できた。
本機は4,980円と低価格なので、EarPodsからの買い替えにも適しているが、僕が使っていて気づいたのは、ふだんBluetoothイヤホンを使っている人のバックアップ用イヤホンとしても最適ということだ。
例えばゲームをプレイする時、動画を見る時、あるいはワイヤレスイヤホンの充電が切れそうな時、「HP-NEL21」をカバンのなかに一本入れておくと、何かと便利に使える。ワイヤレス時代の今だから欲しくなるのがLightningイヤホンなのだ。