キヤノン、Wi-Fi搭載の「IXY 610F」などコンデジ6モデルを発表

キヤノンは、光学ズーム10倍にWi-Fi機能を搭載した「IXY 610F」などコンパクトデジタルカメラ5機種を2月下旬より順次発売する。詳細は以下の通り。

■IXY 610F　￥OPEN（オンラインショップ価格27,980円）／2月下旬発売予定

「IXY 610F」は光学10倍ズームレンズを搭載し、”プログレッシブファインズーム”による20倍ズームに対応。カラーはピンク／ゴールド／シルバーの3色。

有効画素数は約1,210万画素。撮像素子は1/2.3高感度CMOSセンサー（裏面照射型）を搭載する。また、映像エンジンDIGICとの組み合わせにより構成される”HS SYSTEM”を採用。高感度時でも低ノイズで撮影ができ、ISO6400の高感度撮影も可能となっている。

F値を小さく抑えた状態で倍率を上げ、高速シャッターで手ぶれも抑えられる「デジタルテレコン」機能を搭載。倍率は約1.5倍と約2倍で選択可能だ。高速オートフォーカスも備え、ピントが合うまでの時間に加え、シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでのタイムラグも大幅に短縮した。エリアごとに補正を行う「マルチエリアホワイトバランス」機能は、フラッシュ撮影時や水銀灯下の撮影に有効だ。

Wi-Fi機能搭載も本機の特徴。FacebookやTwitter、YouTubeなどにダイレクトに画像をアップロードすることが可能だ。その際は、よく接続するアカウントやデバイスの履歴を3 件まで保存可能となっている。さらに、カメラからパソコンへのサーバー経由での自動転送、同社「CANON iMAGE GATEWAY」のオンラインアルバムへの画像の保存にも対応する。

カメラがシーンに合わせて最適なモードを選択してくれる”こだわりオート”機能は、58シーンを用意。シーンを自動判別して6つのぶれ補正を使い分けてぶれを抑える”マルチシーンIS”も搭載している。こだわりオートとマルチシーンISの組み合わせにより、205パターンからの最適なモード判別が可能となっている。

動画は1,920×1,080のフルHD撮影に対応。撮影効果が手軽に楽しめるのシーンモードや、1秒間に最高約6.2枚の高速連写が可能なハイスピード連写機能も搭載している。

液晶モニターは3.0型TFTカラー液晶（46.1万画素）。外形寸法は97.2W×56.4H×22.5Dmm、質量は約144g（バッテリー、SDカード含む）となる。

■IXY 110F　￥OPEN（オンラインショップ価格22,980円）／2月下旬発売予定

「IXY 110F」は光学8倍ズームレンズを搭載し、”プログレッシブファインズーム”による16倍ズームに対応。カラーはピンク／ゴールド／シルバーの3色を用意する。有効画素数は約1,600万画素で、撮像素子には1/2.3型CCDを搭載している。「デジタルテレコン」機能や「高速オートフォーカス」も搭載する。

本機もWi-Fi機能を内蔵しており、上位機IXY 610Fに準じた機能を搭載。FacebookなどのWebサイトへの直接アップロードやパソコンへの転送に対応している。撮影機能については、”こだわりオート”は32シーンを用意し、6つのぶれ補正を使い分ける”マルチシーンIS”も搭載。両方の組み合わせにより、78シーンの判別が可能となっている。

動画は1,280×720のHD撮影に対応。シーンモードも搭載している。液晶モニターは3.0型TFTカラー液晶（約46.1万画素）。外形寸法は95.4W×56.0H×20.6mm、質量は約133g（バッテリー、SDカード含む）となる。