キヤノン、Wi-Fi対応モデルなどコンデジ“IXY”4機種を発売

キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ“IXY”シリーズの新機種に、Wi-Fi機能を内蔵した「IXY 420F」など4機種を追加。2月下旬から順次発売する。

・IXY 420F/3月上旬発売/￥OPEN（予想実売価格3万円前後）

有効画素数1610万の1/2.3型裏面照射CMOSセンサーを採用。映像エンジンは「DIGIC5」。広角24mm相当からの光学5倍ズーム対応レンズを搭載。動画は1920×1080/24fpsのH.264形式のフルHD動画をステレオ音声付で記録できる。カラーバリエーションはピンク/レッド/ブルー/ブラック/シルバーの5色。記録媒体はSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

従来の全自動撮影機能「こだわりオート」に、撮りたい人物の顔や名前、誕生日を登録しておいて、撮影時にフレームインしている複数の人物から撮りたい人を見つけて、ピントや露出を最適化する「個人認証」機能が追加された。撮影状況に合わせて、最適な手ブレ補正を自動制御する「マルチシーンIS」も搭載する。

本体にはWi-Fi対応のワイヤレス送信機能を内蔵。撮影した静止画/動画をカメラからスマートフォンやPC、キヤノン製Wi-Fi対応カメラなどに直接送ることができる。Android対応アプリの提供も4月下旬からのスタートを予定している。また、キヤノンが提供する会員制サイト「CANON iMAGE GATEWAY」に登録すれば、カメラから直接当サイトに最大10GBまでのデータをアップロードできる。

背面にはタッチパネル式の3.2型液晶モニターを搭載。解像度は約46.1万ドット。画面に触れてシャッターが切れる「タッチシャッター」も採用した。


・IXY 220F/2月下旬発売/￥OPEN（予想実売価格2.6万円前後）

IXY 420Fと同じ有効画素数1610万の1/2.3型裏面照射CMOSセンサー、映像エンジン「DIGIC5」、広角24mm相当からの光学5倍ズーム対応レンズを搭載するコンパクト機。カラーはシルバーとピンク。

「こだわりオート」機能は420Fと同様に搭載するが、本機ではワイヤレス送信機能が省略されている。また背面の液晶モニターも3.0型と少し小さい。動画はフルHD記録ができるが、音声はモノラルで記録される。撮影時のタイムラグは、従来機種のIXY 410F比で約35％短縮されている。


・IXY 1/3月上旬発売/￥OPEN（予想実売価格4万円前後）

28〜336mm相当の画角をカバーする光学12倍ズームレンズを搭載したコンパクトカメラ。映像エンジンは「DIGIC5」、撮像素子は約1010万画素の裏面照射CMOSセンサーを搭載する。カラーバリエーションはホワイトとブラック。

本体は鏡筒の沈胴時にプリズムを避けて、空いたスペースにレンズを収納する「屈曲沈胴プリズム退避鏡筒」と高度な実装技術により、高画質を実現しつつ、本体の厚み19.8mmのスリムボディを実現している。記録メディアはmicroSDXC/microSDHC/microSDメモリーカード。

本機も「IXY 420F」同様に、撮りたい人物をきれいに撮影できる個人認証機能を加えた「こだわりオート」や、Wi-Fi対応のワイヤレス送信機能を備える。

背面にはタッチパネル操作対応の3.2型液晶モニターを搭載。解像度は約46.1万ドット。最大1920×1080/24fpsのステレオ音声付フルHD動画が撮影できる。


・IXY 3/3月上旬発売/￥OPEN（予想実売価格3.5万円前後）

28〜336mm相当の画角をカバーする光学12倍ズームレンズを搭載したコンパクトカメラ。映像エンジンは「DIGIC5」、撮像素子は約1010万画素の裏面照射CMOSセンサーを搭載する。カラーバリエーションはレッド/ブルー/シルバー。

IXY 1と同様に「屈曲沈胴プリズム退避鏡筒」と高度な実装技術を採用し、高画質を実現しながら19.2mmというスリムなボディを実現している。記録メディアはmicroSDXC/microSDHC/microSDメモリーカード。

個人認証機能を加えた「こだわりオート」は搭載するが、ワイヤレス送信機能は省略されている。

背面にはタッチパネル操作対応の3.0型液晶モニターを搭載。解像度は約46.1万ドット。最大1,920×1,080/24fpsのステレオ音声付フルHD動画が撮影できる。

【問い合わせ先】
キヤノン　お客様相談センター
TEL/050-555-90005