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ソニー約2万円NCワイヤレスヘッドホンが進化、スタミナ強化&折りたたみ。エントリー機も新しく
ソニーは、ワイヤレスヘッドホンの新製品「WH-CH730N」および「WH-CH530」を9月18日(金)に発売する。価格はともにオープンで、予想実売価格は、WH-CH730Nが税込22,000円前後、WH-CH530は税込7,700円前後となる。
両モデルともに、Bluetooth Ver. 6.0に対応し、上位機種やゲーミングブランド「INZONE」で培われた最新技術を投入。バッテリー性能の向上や次世代コーデックへの対応、そして通話品質の向上など、前モデルから性能を大きく引き上げる仕上がりとなっている。
WH-CH730N
WH-CH730Nは、2023年に発売した「WH-CH720N」の後継モデル。同社のワイヤレスヘッドホンではミドルエントリークラスに位置づけられる。従来の機能を全面的にアップデートしつつ、特に携帯性とバッテリー性能、そして装着性の強化が図られている。なお、搭載しているドライバーは前モデルのCH720Nと同じもの。
新たに「折りたたみ構造」を採用し、ハウジング部の幅を従来の214mmから206mmへスリム化。これにより、収納時は従来比で約40%ものコンパクト化を実現した。専用の収納ケースなどは付属しないものの、重量は約207gに抑えられており、小さなカバンにも直接すっきりと収まる。
カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ベージュ、ブルー、ピンクの5色を展開。ソニー担当者は「首にかけてファッションとしても楽しんでいただけるデザイン。コーディネートや気分に合わせてカラーを選んでほしい」と説明する。
大きな進化ポイントであるバッテリー性能は、連続再生時間がノイズキャンセリングON時で最大50時間(前モデル比+15時間)、OFF時で最大75時間(前モデル比+25時間)へと伸びた。なお、連続再生時間が伸びた理由について同社は「非公開」としている。
急速充電は前モデルの性能を引き継いでおり、3分の充電で60分、10分の充電で約4.5時間の再生が可能となっている。
本体底面にUSB-C端子が搭載されているが、同端子は充電専用で、USB-Cからのデジタル音声入力は行えない。なおUSB-C端子のそばには3.5mmステレオミニ端子を備え、同端子からアナログ音声入力が行える。
装着性を高める工夫では、上述の通り質量207gという軽量設計を施した。前機種は約192gだったため多少重くなっているが、折りたたみ機構を搭載しつつ質量を抑制した点に注目したい。
音質面では、高音域補完技術「DSEE」の搭載に加え、専用アプリ「Sound Connect」経由で利用できるイコライザーが従来の5バンドから10バンドへと拡張された。このEQアルゴリズムや「Game」プリセットは、ゲーミングギア「INZONE」の技術を転用したもの。
ワイヤレス接続の面ではBluetooth Ver. 6.0に対応し、コーデックは従来のSBC、AACに加えて次世代の「LC3(LE Audio)」もサポートしている。
通話品質も向上。LC3接続時に従来の2倍の帯域を使用する「スーパーワイドバンド」と、AIを用いて人の声とノイズを正確に切り分ける音声信号処理の相乗効果により、喧騒の中でも肉声だけをクリアに届けることが可能になったという。
また、アプリ連携による新機能として、スマートフォンをポケットやソファに置いた際の誤操作による突発的な大音量を防ぐ「最大音量制限」や「セーフリスニング機能」が利用できる。さらに数年にわたる長期利用を想定したハイエンド的な配慮である「いたわり充電(バッテリー保護)」にも対応している。
ノイズキャンセリング機能はこれまでの「デュアルノイズセンサーテクノロジー」を継承しながら、フィードフォワードマイクの位置を物理的に最適化することなどで風ノイズを徹底的に排除したとアピールしている。
実際に手に取ってみると、マットな質感が価格以上の高級感を感じさせ、207gの軽さと適度な側圧により長時間の装着でも疲れにくい。ノイズキャンセリングも申し分なく、会議室のエアコン駆動音などを完全に排除し、ヘッドホン内の音声に深く没入することができた。
WH-CH530
WH-CH530は、前モデルと同様の約147gの軽さをキープした、ノイキャン非搭載のエントリーモデル。ドライバーについても前機種のCH520と同じものを搭載している。
Bluetoothは、WH-CH730Nと同様にBluetooth Ver. 6.0に対応している。コーデックはSBC、AACに加え、次世代の「LC3(LE Audio)」をフルサポートしており、エントリーモデルながら低遅延かつ高効率な最新の通信環境を享受できると同社はアピールしている。

通話面においても上位モデルと同等の性能を実現。LC3接続時の「スーパーワイドバンド(帯域2倍)」と、AIを用いた「ノイズサプレッション」のシナジーにより、騒音下でも肉声のみを正確に拾い上げるという。
バッテリー面では、連続再生時間が前モデルからさらに5時間延長され、最大55時間へと向上。WH-CH730Nに搭載されている「いたわり充電」機能は省かれている。
さらに、WH-CH730Nと同様にINZONE技術継承の「10バンドEQ」や「Gameプリセット」が利用可能となった。ポケット内などでの不意の爆音を防ぐ「最大音量制限」と「セーフリスニング」機能にも対応する。
デザイン面での注目は、トレンドを反映した新色「コバルト」。従来のブルーとは一線を画す色合いを持つとソニーは説明している。カラーはブラック、ホワイト、コバルト、コーラル、ピンク、ミントの計6色展開。

























