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パナソニック、「コンパクトなのに上質で心地よく過ごせる家電」特設サイト開設。「レイアウトフリーテレビ」もアピール

パナソニックは、冷蔵庫などの生活家電ジャンルにおいて、ひとり暮らしや少人数世帯向けにコンパクトなサイズにしつつもフラグシップモデルからの機能を一部継承させた新製品を発表した。
あわせて、“レイアウトフリーテレビ” などの既発売品を含めた合計7ジャンル9製品を、「小世帯のくらしに寄り添い、“コンパクトなのに上質で心地よく過ごせる家電”」と改めてカテゴライズ。特設ウェブサイトをオープンさせた。
今回発表された新製品は、ななめドラム洗濯乾燥機「NA-SD10UBL」「NA-SD10HBL」(ともに予想実売価格20万円前後/以降、価格はすべて税込の予想実売価格)、食洗機「NP-TSK2」(8万円前後)、冷蔵庫「NR-C33JS2」(17万円前後)、マッサージチェア「EP-MA110」(50万円前後)の4ジャンル5製品。

そして、ここに “レイアウトフリーテレビ”「TH-43LF2」「TH-43LF2L」、電子レンジ「NE-FB2D」、コンパクトベーカリー「SD-CB1」といった既発売製品を加えて、「小世帯家電」として訴求を図る。上述のウェブサイト開設のほか、SNSへの投稿、販売店店頭でのPOP設置などを行っていくという。
こうした取り組みの背景について、パナソニックでは、単身者やふたり暮らしの小世帯が増え続けているという社会状況と、タイパ(タイムパフォーマンス)やスペパ(スペースパフォーマンス)を重視するユーザーニーズの変化があると説明。
同社が実施した調査でも、家電選びで重視するポイントとして「安心して長く使えるメーカー」「シンプルな必要最低限の機能」「デザインやサイズが自分の生活に合っている」という回答が上位に挙がったという。
また、小世帯のみを対象にした調査で、85.3%が「小世帯のくらしに合う家電で “シンプルで上質な小さいくらし” を送りたい」と回答したとのこと。こうした声を受けて、フラグシップモデルに搭載していた機能のなかで小世帯のくらしにも求められる価値を備えた製品をアピールすることにしたという。
同社スタッフは「これまでは性能が良いものが欲しいとなった場合、大型のモデルしか選択肢がないケースが多かった」とコメント。コンパクトなモデルでも機能が充実したものを欲する声に応えるべく、今回のような取り組みを行っていくのだと説明した。
例えばドラム式洗濯乾燥機で言えば、今回発表した新製品はただコンパクトなだけでなく、洗剤自動投入や温水洗浄(NA-SD10HBL)、スマートフォン連携(NA-SD10UBL)といった機能を搭載。さらに。最新フラグシップ機「NA-LX129EL」から採用された新機能であるダウンジャケット洗浄に本機も対応する。

レイアウトフリーテレビを今回のくくりに含めたのは、自分時間を充実させられるアイテムであるからという点が理由。
小世帯では “ひとり時間” と “ふたり時間” を柔軟に切り替える空間づくりも重要だとし、レイアウトフリーテレビがそうしたリビング空間の演出に貢献するものだとアピールしている。
実際に、レイアウトフリーテレビの購入者は小世帯層の割合が他のテレビよりも高いのだという。
なお、レイアウトフリーテレビはアンテナ端子から離れた場所にも設置・移動して使える4Kテレビ。録画用のHDDを内蔵する「TH-43LF2」と、HDDを内蔵しない「TH-43LF2L」の2モデルを展開している。
独自の4Kワイヤレス伝送技術によってモニター部と別体のチューナー部を無線接続。モニター部のスタンドがキャスター付きになっており、部屋のアンテナ端子から離れた場所にも移動させてテレビを観たりすることができる。
同社では前述のように小世帯向け家電に関する特設サイトをオープン。こうした家電を取り入れた生活をイメージさせるコンセプトムービーも公開するなどしている。
































