THIEAUDIO、スタジオ・リファレンスサウンドを追求した“トライブリッド”イヤホン「Prestige」

ナイコムは、同社取り扱いブランドTHIEAUDIO（セーオーディオ）から、ESTドライバー／BAドライバー／ダイナミックドライバーの3種類を片側あたり計9基搭載した“トライブリッド型”イヤホン「Prestige」を、2023年3月22日に発売する。希望小売価格は185,000円（税込）。

超高域にEST（静電型）ドライバーを4基、高域〜中低域にかけてBAドライバーを4基、低域に10mmダイナミックドライバーを1基、計9基のドライバーを搭載。11個の独立したパッシブ・コンポーネントで構成される5ウェイ・クロスオーバー・ネットワークにより、各ドライバーに特定の周波数帯域を割り当てた。

この設計により“リファレンス・スタジオ・モニターのようなサウンド・シグネチャー”を追求。ウォームすぎず地味すぎることもないフラットな中音域や、インパクトがありながら全体のバランスを崩さない超低域、空気感を表現する伸びやかな高音域などを兼ね備え、さらに高い解像度や圧倒的な音像定位も実現したという。

3Dプリンター製のハウジングには、安全性と耐久性に優れた医療用樹脂を採用。デザインは、人間工学に基づくフィット感と快適な装着性で好評を博したという既存モデル「V16 Divinity」のものを受け継いだ。また、フェースプレートには個別の装飾とコーティングを施すとしている。

0.78mm 2pin端子によるケーブル着脱に対応。付属ケーブルは超高純度6N OCC銀メッキ＋グラフェン銀メッキ線を採用したリッツケーブルで、素線を多めにした構造によりやや肉厚な感触と豊かなサウンドを伝送するという。また付属ケーブルは再生機器側プラグの着脱にも対応しており、3.5mmアンバランス／2.5mmバランス／4.4mmバランスの3種類のプラグを付け替えることができる。

周波数特性は20Hz - 40kHz、感度は95dB＠1kHz、インピーダンスは11Ω。シリコンイヤーピース／フォームイヤーピース各3サイズ（S/M/L）、キャリングケースなどが同梱する。