テレビ売上、大型の伸びが続く − JEITAが民生用電子機器の9月国内出荷金額発表

一般社団法人 電子情報技術産業協会（JEITA）は、民生用電子機器の9月度国内出荷金額を発表した。全体では前年比93.0％の1,191億円で、6ヶ月連続で前年比マイナスとなった。

分野別に見ると、映像機器は621億円（前年比97.8％）と3ヶ月連続でマイナス、音声機器は59億円（前年比94.6％）と6ヶ月連続でマイナスとなった。カーAVC機器は510億円（前年比87.6％）と5ヶ月連続でマイナスとなった。

製品別では、薄型テレビは合計51万5千台で前年比105.6％と微増。サイズ別で見ると、29型以下が12万9千台（同88.8％）、30〜36型が18万8千台（同110.4％）、37〜49型が13万3千台（同105.2％）、50型以上が6万4千台（同143.3％）で、大型モデルが伸長していることがわかる。

また、サイズ別構成比は、29型以下が25.2％、30〜36型が36.5％、37〜49型が25.9％、50型以上が12.5％となった。なお3Dテレビは6万7千台（同121.7％）で、薄型テレビ全体に占める割合は13.0％となった。インターネット動画対応モデルは21万2千台（同85.0％）。4K対応テレビは1万8千台で、薄型テレビ全体に占める割合は3.6％になった。

BDレコーダー/プレーヤーは24万2千台で、前年比108.1％。内訳は、BDレコーダーが19万2千台（同103.2％）、BDプレーヤーが5万台（同132.3％）だった。DVDビデオは6万7千台（前年比78.7％）となった。デジタルビデオカメラは15万6千台（前年比69.3％）となった。