富士通、DTS対応のノートPC新ラインナップを発表 − Blu-ray 3D再生対応のハイスペックモデルも

富士通（株）は、BD再生機能やDTS社のサウンド技術を採用したノートPC“LIFEBOOK”「AHシリーズ」など、2011年春モデルの新製品を1月20日から順次発売する。

AHシリーズ

高機能エンターテインメントノートPCの上位モデル。「AH77/C」は最新クアッドコアCPU「インテル Core i7-2630QMプロセッサー」を搭載する。「AH58/CM」「AH56/C」はデュアルコアCPU「インテル Core i5-2520Mプロセッサー」を搭載し、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」により、AVCHD形式のハイビジョン動画の再生や編集もストレスなくこなす。画面サイズは15.6型ワイド。「AH77/C」は「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」に対応しており、PCに取り込んだビデオカメラで撮影したハイビジョン動画をワイヤレスで大画面テレビに表示できる。DTS社のサウンドテクノロジーである「DTS Surround Sensation | Ultra PC」も採用している。

「AH58/CM」は地上・BS・110度CSデジタル放送をフルHDのまま、AVCで約10倍の録画が行える機能を搭載。Blu-ray 3Dの再生やデジタル放送の3Dコンテンツ再生にも対応している。また前機種同様にリアルタイム処理に対応した2D-3D変換機能を搭載するほか、内蔵ウェブカメラで音声付きの3D動画や3D静止画の撮影も行える。パナソニックのデジタルビデオカメラで撮影した3D映像の再生や、フジフイルムのデジタルカメラで撮影した3D静止画の表示も可能。BDドライブはBDXLにも対応する。


NHシリーズ

1920×1080画素のフルHD表示に対応する17.4型ワイド液晶を搭載する「NH77/CD」をラインナップ。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット。最新クアッドコアCPU「インテル Core i7-2630QMプロセッサー」を搭載し、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」により、AVCHD形式のハイビジョン動画の再生や編集もスムーズに行える。地上・BS・110度CSデジタル放送をフルハイビジョンのきれいな画質のまま長時間録画できる「長時間10倍録画」や「DTS Surround Sensation | Ultra PC」による高品位なサラウンド再生が楽しめる。スピーカー×2、トゥイーター×2、サブウーファー×1で構成する「3ウェイ・5スピーカー」システムによる、臨場感のあるサウンドを特長としている。


SHシリーズ

モバイルノートの“LIFEBOOK”「SHシリーズ」。高速無線通信技術「モバイルWiMAX」を搭載し、DVDやCDの利用など、目的に合わせてユニットを交換できるモバイル・マルチベイ構造を採用する。画面サイズは13.3型ワイド。「SH76/C」はインテル「Core i5-2520Mプロセッサー」を搭載し、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」や「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」にも対応する。「SH53/C」はインテル「Core i3-380Mプロセッサー」を採用。いずれもDTS社の「DTS Boost」の機能に対応し、コンパクトなボディながら聞き取りやすく迫力のあるサウンドを再現する。

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