シャープ、堺工場の液晶パネル生産能力を7月から2倍に増強 − 月72,000枚体制へ

シャープは、第10世代マザーガラスを生産する大阪・堺の液晶パネル工場「グリーンフロント 堺」の生産能力を、7月から現在の2倍にあたる月72,000枚に引き上げると発表した。

「グリーンフロント 堺」は、AQUOSで採用されている光配向技術UV²Aを搭載した40V型以上の液晶パネルを生産しており（工場レポート）、現在のマザーガラスの生産能力は月36,000枚。「テレビ用液晶パネルの旺盛な需要に応えるため」、生産能力を強化することにしたという。

今後は本工場でUV²A技術や4原色技術などを搭載した液晶パネルを生産。「さらなるコスト競争力の強化を図り、液晶テレビやデジタルサイネージ用など、大型ディスプレイの市場を切り拓いていく」としている。