公開日 2009/11/17 17:59

NTT、音楽の残響成分を制御可能な技術を開発 - 2chソースから5.1ch制作可能なソフトも

音楽ホールなどの響きを高精度に再現
Phile-web編集部
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Revtrinaを用いたサラウンド再生音の生成とその再生
NTTは、音の特徴を分析してそこから残響成分を分離し自在に制御する基盤技術「Revtrina」を開発。また、この基盤技術をもとに、エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ(株)は、既存の2chステレオ再生用の音楽ソースから、5.1chサラウンド再生用の音楽ソースを制作することができるソフトウェアを開発した。

「Revtrina」は、収録条件によらず収録音に含まれる直接音成分と残響成分を推定して分離するとともに、分離した直接音と残響を自由に操作し編集することを可能にする基盤技術。音楽ホールなどの響きを高精度に再現するサラウンド再生を可能にした。

同技術を用いて、2chステレオに含まれている直接音成分と残響成分を分離し、それぞれを別のスピーカーから再生することにより、あたかも音楽ホールの客席で鑑賞しているような自然な響きを再現することができるという。

また、この基盤技術をもとに、エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ(株)(NTTLS)は、既存の2chステレオ再生用の音楽ソースから、5.1chサラウンド再生用の音楽ソースを制作することができるソフトウェア「NML RevCon-RS」を開発した。

同ソフトは、「Revtrina」にポストプロダクションのエンジニアが培った音の加工・編集ノウハウを取り入れて開発。録音素材ごとの音質調整を適切にできる機能を備えている。

同ソフトは、製品化の最終段階としてポスプロでのフィールドテストを経て、来年4月に販売を開始する予定。価格は12万円程度を想定しているという。

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