ソニー、プリンター機能付きモデルやスワロフスキー装飾モデルなど新“S-Frame”5機種を発売

ソニーは、プリンター機能付きモデルの「DPP-F700」や9V型のクリアフォト液晶を搭載した「DPF-D92」などデジタルフォトフレーム“S-Frame”新モデル5機種を11月6日より発売する。詳細は下記の通り。

・DPP-F700　￥OPEN（予想実売価格25,000円前後）
・DPF-D92　￥OPEN（予想実売価格22,000円前後）
・DPF-D72N　￥OPEN（予想実売価格16,000円前後）
・DPF-D72N BQ　￥OPEN（予想実売価格19,000円前後）
・DPF-A72N　￥OPEN（予想実売価格12,000円前後）

■プリンター付きの「DPP-F700」で表示中の写真を即座に印刷可能

「DPP-F700」は、フォトプリンター機能を内蔵したモデル。アスペクト比16対10でWVGA解像度の7V型クリアフォト液晶を搭載し、内蔵メモリー容量は1GB。メモリースティック、SDカード、コンパクトフラッシュ、xDカード対応のマルチカードスロットとUSB-B端子を搭載している。

プリンター部は昇華型熱転写方式で、写真が長持ちする「スーパーコート2」を採用。印刷可能なのはL判とキングサイズの2種類で、プリント時間はL判が39秒、キングサイズが45秒。プリント用紙は別売のSVM-Fシリーズ（L判サイズ）に対応するが、同社では新たにキングサイズで120枚入りの「SVM-F120P」も11月5日より発売する。なお、「SVM-F120P」を使用した際の印刷コストは1枚あたり約33円。

本体に印刷用のボタンを用意。フォトフレームとして立てて使用している本機を水平にし、給紙トレイを差し込んでから印刷ボタンを押すという3ステップで印刷できる。なお、付属のリモコンでも印刷操作が可能だ。

また、印刷の際にはカレンダー機能と画像を同時に表示している状態など、液晶に表示されている画像をそのまま印刷する「見たままプリント」などの各種機能も備えている。

フォトフレーム機能としては「縦横自動感知センサー」を搭載し、置き方に応じて自動的に画像の表示方法を変更するほか、スケジューラーなども搭載している。

■アスペクト比16対10モデルやスワロフスキー装飾モデルも

「DPF-D92」は、アスペクト比15対9でWVGA（800×480ピクセル）解像度の9V型クリアフォト液晶を搭載したモデル。1GBのメモリーを内蔵し、メモリースティック、SDカード、コンパクトフラッシュ、xDカード対応のマルチカードスロットを搭載している。そのほかにUSB-A/B端子も装備するほか、新たにBluetooth USBアダプターにも対応した。なお、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色で展開される。

「縦横自動感知センサー」を搭載するなど、基本的な性能は従来モデルから引き継ぎつつ、画面を大型化した点が特徴。スケジューラー機能や省エネ性能なども従来機から引き継いでいる。

「DPF-D72N」は、WVGA解像度の7V型クリアフォト液晶を搭載したモデル。これまで15対9だったアスペクト比を、新たに黄金比である16対10に変更した点が大きな特徴。本体色はホワイトとブラックの2色を用意している。

内蔵メモリー容量は1GBで、「DPF-D92」同様にメモリースティック、SDカード、コンパクトフラッシュ、xDカード対応のマルチカードスロットを搭載。ただし、Bluetooth USBアダプターには非対応で、USB端子もUSB-B端子のみとなる。なお、本機も「縦横自動感知センサー」やスケジューラーなどの各種機能を搭載している。


「DPF-D72N BQ」は、上記「DPF-D72N」のブラックモデルにスワロフスキーのデコレーションを施した機種。ディーラーコンベンションにて参考出展されていたモデル（関連ニュース）が正式発表された格好だ。

装飾のクリスタルには、裏面が尖った立体的な「チャトン」と呼ばれるものを採用し、アクリルパネルに穴を掘って埋め込んでいる。これにより、裏面が平面の一般的なラインストーンと比べ、よりキラキラと輝く仕様になっている。また、装飾のデザインに関しては画像を表示した際に邪魔にならないように配慮したという。

なお本機は台数限定で店頭で販売するが、店頭では注文受付の対応となり、その場ですぐに持ち帰れるような在庫販売は行わない。
※記事初出時、直販サイトのソニースタイルで販売を行うと記述していましたが、ソニースタイルでは単体モデルは取り扱わずに下記セット販売モデルを用意することが判明しました。お詫びして訂正致します。

直販サイトのソニースタイルでは、スワロフスキー装飾モデルについて、クロード・モネが描いた絵画30点を厳選し、画像データをメモリースティックPROデュオ（1GB）に収録してデジタルフォトフレームとセットで提供する限定モデル「DPFD72NBQ/MONET」を用意している。

「DPF-A72N」は、“Aシリーズ”の最新モデル。WQVGA（400×240ピクセル）の7V型液晶を搭載し、内蔵メモリー容量は128MB。本機も新たに液晶のアスペクト比を16対10とした。本体色はブラックの1色のみでの展開となる。

マルチカードスロットはメモリースティックとSDカード、xDカードの3種類に対応。「縦横自動感知センサー」や簡易スケジューラー機能などを搭載している。

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