日立、DVDレコーダー「WOOO」にハイビジョン対応入門機など2機種を発表

（株）日立製作所ユビキタスプラットフォームグループは、DVDレコーダー「WOOO」シリーズの新製品として、下記の2モデルを発表した。

・HDD+DVDレコーダー「DV-DH161T」/2005年6月上旬発売/\OPEN（予想実売価格130,000円前後）
・VHS+DVDレコーダー「DV-RV8500」/2005年6月中旬発売/\OPEN（予想実売価格50,000円前後）

DV-DH161Tは日立グローバルテクノロジーズ社製の高信頼性160GBハードディスクと、地上・BS・110度CSデジタルチューナー、DVDマルチドライブを搭載し、手頃な価格でハイビジョン放送の録画が楽しめるエントリーモデルとして発売される。

新しく設けられた機能としては、従来機種で要望が多かったという「一括部分消去機能」がある。これは録画した1番組の中で複数のシーンを消去する際に、不要なシーンをまとめて選択し、一括で不要部分が消去する操作を実現したものである。

録画済みコンテンツの検索については「ディスクナビゲーション機能」や「タイムナビ機能」などを駆使した快適操作を実現している。

本機に搭載されたDVDドライブは日立エルジーデータストレージ社製のDVDマルチドライブだ。5倍速のDVD-RAMをはじめ、4倍速DVD-RW、8倍速DVD-Rの記録に対応する。再生についてはDVD+RW、DVD+Rにも対応している。

「1回だけ録画可能」なコンテンツについては、HDDほかDVD-RAM、DVD-RW（VRモード）に録画ができるほか、HDDから各DVDメディアへのムーブが可能だ。なお、ハイビジョン映像の高速ムーブについては、TSXモードを採用。録画時にTSデータに加えて、DVD-RAM/-RW（VRモード）に高速ムーブするための不可データを併せて記録することにより、その必要時間を大幅に短縮することができ、例えば60分の映像をムーブする際にはDVD-RAMで約13分、DVD-RW（VRモード）で約15分となる。

また本機では同社から発売されているDVDカムコーダー「WOOO」シリーズとの連携を図り、8cmDVD-RAMや未ファイナライズの8cmDVD-Rも再生して楽しむことができるようになっている。もちろんDVDカムコーダーで撮影した映像を本機で編集することもできる。

予約録画機能についてはデジタル放送対応のEPGや「ミルカモ予約機能」の搭載により快適な操作が楽しめる。本機にはじめて電源を投入して設置する際には、画面を見ながら地域設定、チャンネル設定や接続するテレビの縦横比設定などがセットアップメニューに従って簡単に行えるようになっている。

DV-RV8500はVHSビデオ一体型DVDレコーダー。最大の特徴はDVD-RAM、DVD-RW（VR/ビデオモード）、DVD-Rのほか、DVD+RW、DVD+Rの記録再生に対応した点にある。またDVDカムコーダーWOOOで撮影した未ファイナライズDVD-Rの再生も可能だ。

サムネイルや録画日時を見ながら録画番組が検索できる「ディスクナビゲーション機能」のほか、録画した時刻を指定して番組の頭出しができる「タイムナビ機能」、DVDカムコーダーで録画した8cmDVDの映像をサムネイル表示して検索できる「シーンナビゲーション」の3つを便利に使うことができる。

【問い合わせ先】
日立　安心コールセンター
TEL/0120-122-790

（Phile-web編集部）