パナソニック、薄型テレビ「VIERA（ビエラ）」の新キャラクターに女優の小雪を起用

●パナソニックマーケティング本部は本日、同社が発売する薄型テレビ「VIERA（ビエラ）」シリーズの今年後期における販売戦略を説明する記者発表会を開催した。また10月からの「VIERA」シリーズのプロモーション計画も発表され、イメージキャラクターに女優の小雪とアイルランドの歌手・エンヤを起用することが明らかにされた。

発表会の冒頭には、松下電器産業（株）常務役員パナソニックマーケティング本部本部長である牛丸俊三氏が登壇し挨拶を行った。牛丸氏ははじめに「パナソニックは、この夏に大いに盛り上がりをみせたアテネオリンピックの公式スポンサーとしてオリンピック商戦においても大きく飛躍を遂げることができた」と語り、今年前半の活動に確かな手応えを露わにした。

同社が独自に行った調査によれば、今年度の前半、特に30型以上のサイズにおいて、プラズマ・液晶テレビの売り上げが前年と比べて大きく伸びたという。これを牛丸氏は「オリンピック需要が追い風になったことは確かだ」と分析し、「オリンピック商戦でも、画質と使いやすさの両面においてユーザーの高い支持を受け“金メダル”を獲得することができた」と語り、プロモーション戦略の成果を高く評価した。

今後10月以降の年末商戦に向けた戦略について牛丸氏は「オリンピックイヤーの年末は、薄型テレビのエンターテインメントがさらに認知を拡大し、需要もますます加速するだろう」と予測。今後も「家族の絆を深める大画面」をプロモーションのテーマとして掲げながら、「茨木弟2工場をフル稼働させ、本日起工した尼崎新工場とともにユーザーへの供給も万全の体制」を築いていくと抱負を述べた。

またニュースの冒頭でお伝えしたとおり、「VIERA」シリーズの新キャラクターには女優の小雪と歌手のエンヤを起用して、よりスケールの大きなプロモーションを展開していくことも牛丸氏より明らかにされた。

CM展開では「一枚の大きさにつつまれたい」とキャッチコピーを一新し、とくにインテリア性とデザイン性に優れる大画面薄型テレビの魅力を訴求する。さらに、従来のユーザーに加えて女性のユーザーも取り込み、幅広いターゲットに向けて製品の魅力をアピールしていく考えだ。


本日の発表会には新しい「VIERA」のイメージキャラクターに選ばれた小雪が駆けつけた。新しい「VIERA」のコマーシャルは歌手・エンヤの新曲と、スコットランドのスカイ島にて撮影された神秘的な映像のコラボレーションが見所になるという。

新しいCMの出来について小雪は「景色の変化が激しい土地だったので、美しい自然の映像を堪能できると思う」と語り、作品の高い完成度をうかがわせた。

また「VIERA」で楽しんでみたい映像について訊かれた小雪は「美しい自然の風景を撮影した映像や、映画を楽しんでみたい」と語り、イメージキャラクターとしても「画期的な美しさを持つ“VIERA”の映像美を伝えていきたい」と抱負を語った。

【問い合わせ先】
パナソニックマーケティング本部
TEL/03-3436-7615

（Phile-web編集部）