買付代金は約4,023億を想定

パナソニック、三洋電機株のTOBを11月5日から開始

Phile-web編集部
2009年11月04日
パナソニック(株)は、11月4日開催の取締役会において三洋電機(株)の株式を公開買付(TOB)により取得することを決議し、11月5日から買い付けを開始することを発表した。

パナソニックは10月30日に開催した同社の2Q累計連結決算発表会場において、三洋電機との資本業務提携について「現在各国で独禁法の調査が行われているところであり、11月3日までに中国での審査結果が出る。現在審査中のアメリカの結果を見据えて株式買付を行っていく」と説明していたが(関連ニュース)、このほど「国内外の競争法に基づき必要な手続及び対応が概ね完了したことを受けて、本資本・業務提携契約に定める当社が本公開買付けを開始する条件が充足されたことを確認した」とし、11月4日開催の同社取締役会において、本公開買付けを開始することを決議した。

同社は三洋電機の発行済株式3,070,985,000株を買付予定数の下限として設定しており、その普通株式、A種優先株式、およびB種優先株式まで全株式を対象とする公開買付けを実施する。買い付け価格はそれぞれ、普通株式が1株につき131円、A種優先株式が1株につき1,310円、B種優先株式が1株につき1,310円で設定されており、買付代金は約4,023億円を想定している。買い付け期間は平成21年11月5日から平成21年12月7日まで22営業日となる。なお、同社はTOBの成立後も三洋電機の上場を維持させる考えも示している。

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