公開日 2026/09/08 11:53

JBL、旗艦スピーカー「Summit Everest」2026年秋発売。「音響技術のすべてを投入したリファレンススピーカー」

ペア2420万円
編集部:太田良司
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ハーマンインターナショナルは、JBL創立80周年の音響技術のすべてを投入したというフラグシップライン “Summit Series” より、380mmダブルウーファーを搭載したフロアスタンディング型スピーカー「Summit Everest」を2026年秋に発売する。価格は2420万円(ペア/税込)。 1本1210万円(税込)での販売も行う。

「Summit Everest」

JBL創立80周年のフラグシップラインである “Summit Series” は、今までブックシェルフ型「AMA」、3ウェイフロア型の250mm径「PUMORI」と300mm径「MAKALU」、380mm径の「K2」を展開。シリーズのフラグシップおよびJBL全スピーカーのフラグシップとして今回の「Summit Everest」が加わった。6月に開催された「ウィーン・ハイエンド」で海外発表されたモデルの日本市場投入が明らかになった格好だ。

Summit Everestは、40年以上にわたり受け継がれてきたProject EVEREST開発の歴史と、同ブランドの音響技術のすべてを投入したというリファレンススピーカー。ミッドレンジが新規搭載されていることが大きな特徴で、EVERESTは250mmミッドレンジを横に2基、380mmウーファーも同じく2基並べる。

ミッドレンジ、ウーファーとも独自設計のドライバーを備える

中高域には、新たに開発されたシステムとして特許取得済みの50mm径デュアルダイアフラムおよびデュアルモーター構造のコンプレッションドライバー「D2820」を3基搭載。

D2820では、環状リング型Teonexダイアフラムを採用した2基のコンプレッションドライバーを向かい合わせに配置し、一体化させた独自構造を採用。

3基のD2820 D2ドライバーをバランスの取れた対称配置で統合する独自の3-into-1 マニフォールドと組み合わせることで、高い出力音圧と効率を維持しながら、さらなる低歪み化を実現したという。

そして、その D2820ドライバーを大型のSonoGlass製HDI(High-Definition Imaging)ホーンと組み合わせた3.5ウェイ構成となっている。これにより、クロスオーバー帯域から可聴帯域を超える高域まで、優れた指向性制御と圧倒的な情報量、極めて高い解像度を実現したとしている。

コンプレッションドライバーをSonoGlass製HDIで組み合わせた

低域には、独自開発のHC4(Hybrid Carbon Cellulose Composite)コーンを採用した250mm径ミッドバスユニット「JMW250SC」を2基搭載。HC4コーンは、カーボンファイバーを配合したピュアパルプ製コーン紙2枚の間にクローズドセルフォームコアを組み合わせた3層構造を採用した。高剛性と軽量性を高次元で両立しているという。

ミッドバスユニット「JMW250SC」

さらにウーファーは、380mm径「JW380SC」を2基搭載。Differential Drive構造やネオジウム磁気回路、デュアルボイスコイルを組み合わせ、高出力時においても優れたリニアリティと低歪再生を実現したとしている。

ウーファー「JW380SC」

ネットワーク部には、複数の小容量コンデンサーを並列構成することで等価直列抵抗を低減し、エネルギーロスを最小限に抑制するという、高度なMultiCapクロスオーバーネットワークを採用した。

接続はシングルワイヤ接続に加え、バイワイヤおよびバイアンプ接続に対応。さらにはトライワイヤやトライアンプ接続もサポートし、システム構築の自由度を高めている。

Summit Everestの背面

キャビネットは、これまでの “Summit Series” の流れをくみ、四角形の各頂点を切り落としたような八角形がベース。内部オフセット構造と多重補強、ダンピング処理を施した高剛性キャビネットにより、広大なサウンドステージと揺るぎない音像定位を実現したとしている。

フットにも、専用設計のIsoAcoustics(アイソアコースティクス)のカスタムアイソレーションフットを採用。不要振動を効果的に抑制するという。

インピーダンスは4Ωで、感度は96dB。周波数特性は20Hz - 23kHzで、クロスオーバー周波数は270Hz/550Hz/850Hz。外形寸法は992W×1,443H×695Dmmで、質量は237kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】官能的な音色に酔わせる。デンマーク・ARGENTO AUDIOの「Serenity Signature-XLR」
2 トライオード最新真空管アンプでJBL新旗艦スピーカー「4369」をドライブする試聴会。秋葉原テレオンで9/19開催
3 ハイクラスのヘッドホン/イヤホンにじっくり浸る!フジヤエービック「9社合同試聴会」レポート
4 <IFA>TCL、11.1.4chフラグシップサウンドバー「Q95K」正式発表。合計22基のドライバーを搭載
5 『水曜どうでしょう』最新作、2027年春放送・配信へ。Netflixではメイキング含むDC版を独占配信
6 いま「オーディオ専用ルーター」がアツい! 『季刊・オーディオアクセサリー 202号』で土方久明氏が実践比較
7 モニターオーディオ、新世代ミドルレンジスピーカー「Silver Series 8G」。主要テクノロジーを全面的にアップデート
8 Clearaudio、両面同時洗浄に対応するレコードクリーナー「double matrix」2モデル。サイズや機能性で選べる
9 GRAPHT、「ペルソナ」シリーズ30周年を記念したコラボイヤホン。チューニングはアトラスサウンドチームも協力
10 オヤイデ電気、オヤイデ/NEOの一部製品を10/6より値上げ
9/8 10:48 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix