「OTOTEN2026」の新たな挑戦と成果などを掲載。『JASジャーナル2026年夏号』発行
一般社団法人日本オーディオ協会がオンラインで配信している機関誌『JASジャーナル』。この度、最新号となる『JASジャーナル2026年夏号』が公開された。
今号では、今年6月に開催されたオーディオイベント「OTOTEN2026」の開催報告を中心に、オーディオの技術・歴史を深堀りする記事が掲載されている。
今号の目玉となる「OTOTEN2026特集」では、日本オーディオ協会事務局の八木真人氏が、3日間で7,744名が来場した同イベントの裏側を詳報。来年2027年の協会創立75周年に向けた前哨戦として行われた様々な「新たな挑戦」とその成果をまとめている。
特に注目された取り組みとして、初日に新設された有料の「プレミアムデー」や、イベント初となる事前の記者発表会について言及。メディアへの露出拡大だけでなく、一般来場者やメディアがじっくりと機材を試聴・取材できる環境づくりが高く評価された様子が綴られている。
また、VTuberのAZKiさんと声優・アーティストの安野希世乃さんの「Wアンバサダー」起用による、若年層へのアプローチにもフォーカス。「推しの音楽をイイ音で楽しむ」という提案が実を結び、二人の楽曲を試聴できる特設ブースにはのべ1,500人以上が来場した。
イベント開催前5月30日に実施されたライブ配信は同時接続5,000超、アーカイブ配信は約6万回再生が記録されたことも報告した。
2025年に比べて来場者が熱心にオーディオ機器について質問するなど、新しいオーディオファンが着実に定着しつつあるという確かな手応えが報告されている。
特集以外の記事でも、旭化成エレクトロニクス(AKM)のオーディオ用オペアンプ「AK4911/AK4912」に込められた“VELVET SOUND”の開発背景をはじめ、北日本音響の芳潟靖彦氏による日本のスピーカー技術伝承への思い、ジーベックによるモニタースピーカー「ME-50FS」の開発思想など、オーディオ機器の要となる技術開発の裏側が技術者自身の言葉で明かされている。
そのほか、シャープによる薄型テレビの音響開発の変遷と「デザインと音質」の両立の歴史を紐解く記事や、オーストリアで開催された世界最大級のオーディオショウ「HIGH END VIENNA 2026」の現地見学記などが収録されている。
JASインフォメーションでは、通常総会や理事会の報告も掲載されている。




































