水月雨、駆動力と省電力を両立したイヤホン用Bluetoothアダプター「EVO II」。LDAC/LHDC-V対応
MOONDROP(水月雨)は、ケーブル交換に対応する有線イヤホンを完全ワイヤレス化できるイヤーフック型DAC/アンプモジュール「EVO II」を本日10月5日に発売した。販売価格は16,650円(税込)。
0.78mm 2pinコネクターを備える有線イヤホンに接続することで、イヤーフック型の完全ワイヤレスイヤホンとして使用できるようにするワイヤレスDAC/アンプモジュール。
22nmプロセスで製造したブランド独自のカスタムBluetooth SoC「MOONDROP TWS-01」と高効率なClass-DパワーアンプICを組み合わせ、長時間のバッテリー持ちと、ハイエンドイヤホンでも駆動できるパワーを両立したという。

水月雨、7年かけて開発した静電ヘッドホン「MOONZERO」など多数の新製品を発表
2026/09/05
本機に採用したClass-DアンプICは、一般的なスピーカー用デジタルアンプと比較してより低歪みかつ高S/Nだといい、極めて低い消費電力で高出力を実現。デジタルオーディオ経路を介してSoCから信号を受け取ることで、内部干渉も抑制する。
これに22nmプロセスの低消費電力カスタムSoCを組み合わせることで、1回の満充電で最大15時間の連続再生に対応(AACコーデック/ボリューム50%で計測)。充電ケースは約3回分の満充電が可能で、ケース併用時の総再生時間は最大60時間となる。
Bluetoothのバージョンは6.0で、BluetoothコーデックはSBC/AACに加え、高音質コーデックのLHDC-V(LHDC 5.0)およびLDACをサポート。LHDC-Vでは最大192kHz/24bit、LDACでは最大96kHz/24bitの伝送に対応する。またLE Audio対応機器との組み合わせでは、LC3による低遅延のワイヤレス再生が可能としている。
ブランド独自の「第2世代ユーザー参加型DSP」を搭載しており、モバイルアプリ「MOONDROP APP」から10バンド・パラメトリックEQで周波数特性を細かく調整できるだけでなく、オンラインコミュニティにて設定の共有が可能。他のユーザーのチューニング設定をダウンロードして使用することができる。
また、オンラインのイヤホン周波数特性データベースが利用でき、クラウド上のターゲット特性に合わせて、ワンタッチで補正できる自動チューニングアルゴリズムも備える。
左右それぞれに通話用マイクを2基搭載。デュアルマイクとビームフォーミング技術を組み合わせた通話ノイズ低減機能ENCにより、周囲のノイズを抑えながらユーザーの声を収音し、クリアな通話を実現するとしている。
ゲーム向けの低遅延モードも備えており、左右どちらかのタッチセンサーを4回連続でタップすることで、通常の音楽モードと音声遅延を最小60msまで抑え込むゲームモードを切り替えられる。上述のモバイルアプリMOONDROP APPでは、タッチ操作をカスタマイズ可能。左右それぞれのダブルタップ、トリプルタップ、長押しなどに任意の操作を割り当てられる。
付属の充電ケースも新設計とし、防水/防塵/耐衝撃性に配慮した保護ケース形状を採用。ダイヤル式の圧力調整バルブも備え、さまざまな環境から内部をしっかりと保護すると謳う。
カスタムIEMなど大型のイヤホンでも装着したまま収納できるだけの内部スペースを確保し、収納中の擦れ傷やガタつきを抑えるための保護用フェルトとスポンジも付属する。
ほか、イヤホンとの接続端子を備えるイヤーフック部は着脱交換が可能。今後発売予定の交換用イヤーフックに付け替えれば、FitEar 2pinやMMCXコネクターのイヤホンにも対応できるとしている。

