『季刊・アナログ 93号』本日10/5発売!「どう鳴らそう、真空管アンプ」「マイルスとコルトレーン」を大特集
10月5日(月)より、全国の書店およびオンライン書店にて、国内唯一のアナログオーディオ専門誌『季刊・アナログ』の93号が発売されます。価格は1,680円(税込)。小社の販売サイト「PHILEWEB.SHOP」や、Amazonでも注文を受け付けています。
今号の表紙を飾るのは、エソテリックの新しいアナログプレーヤー「T-01」。そこにオクターブの管球式パワーアンプ「RE 320」のほのかな灯火を添え、今号の真空管アンプ特集を象徴するような表紙となりました。
第1特集は「どう鳴らそう、真空管アンプ」。
かつてエレクトロニクスの主役だった真空管は、トランジスタにその座を譲ったいまも、多くの音楽愛好家を惹きつけてやみません。今回の特集では、なぜ今なお真空管なのか、そしてその鳴らし方について、じっくりと追求いたしました。
吉田伊織氏が直熱三極管から多極管まで、さまざまな出力管を搭載する真空管アンプとスピーカー、そしてレコードの組み合わせをテスト。それぞれが聴かせる音楽表現を紐解きます。
第2特集は、今年ともに生誕100周年を迎えたジャズの2大巨頭、マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーン。「マイルスとコルトレーン〜革新者たちの音」と題し、2人の音楽的変遷を辿りながら、その革新性と、いまレコードで聴く音の魅力を多角的に探りました。

音楽家・菊地成孔氏、批評家・大谷能生氏、オーディオ評論家・小原由夫氏による鼎談「革新者たちの音はこんなにも鮮烈だった!」を展開。
さらに小原由夫氏による「マイルスとコルトレーンを聴くための時代別システムプラン」、田中伊佐資氏の「レコード買わずして何がマイルス、コルトレーン特集よ!」など、多彩な企画を展開しています。

話題のアナログオーディオ製品をじっくりと試聴する「音の五つ星物語」も充実。
今号では、エソテリック「T-01」、TechDAS「Air Force 20」、MICHELL AUDIO「Gyro」のアナログプレーヤー3モデルをはじめ、ortofon「MC X50」、Phasemation「PP-2200」のMCカートリッジ、AUDIO NOTE「SFz-Essential」MC昇圧トランスを取り上げ、それぞれの魅力を詳細にレポートしています。

音楽企画ではもうひとつ、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の初期録音に着目しました。
SPレコード研究を続ける新 忠篤氏の選定で、1910 - 30年代の録音を年代順に聴く座談会を開催。新氏、富士レコード社の園田恭弘氏、新氏のSP盤のアーカイブ化を引き継ぐ薬師寺純平氏が、機械式から電気式へと進んだ録音技術と、時代とともに移り変わる演奏表現について語り合いました。
アナログ再生の素朴な疑問を実践的に掘り下げる「セッティング・バイブル」では、「どうしたって針は汚れる」をテーマに、でんき堂スクェア湘南の石峯篤記氏と編集部・中川が、針先の汚れとクリーニングについて追究しています。
レコードの音楽の中身ではなく、ひたすらジャケットの魅力を語る人気連載「方形の宇宙」も掲載。クラシック編は江夏俊太郎氏「出来れば欲しくないジャケ〜気の毒なアシュケナージ」、ロック・ポップス編は松井巧氏「ワーム〜禍々しくもキュートなくねくね」、ジャズ編は武田清一氏「Beatles・Jazz〜リバプールからの旋風」をお届けします。
SPレコード再生を蓄音器で楽しむ日常を綴る相原直樹氏の人気連載「チコンキ再生奮闘記」では、ドイツから届いた1枚のアセテート盤を巡って体験した一夜の出来事を、ファンタジックに綴ります。
ほかにも、アナログオーディオとレコードを楽しむための記事を多数掲載。
アナログレコードが全盛だった時代の文化を振り返りつつも、現代なお、進化を続け、正解のない世界を追究し続ける『季刊・アナログ 93号』を、ぜひお楽しみください。
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