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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】DSオーディオの“音波振動式”レコードブラシ。解像度も空間表現力もグッと高める

公開日 2026/10/05 06:30 園田洋世
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注目のオーディオアクセサリー製品の魅力をワンポイントでお届けする「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。10月は話題の新製品をピックアップ、今回はDSオーディオの音波振動式のレコードクリーニングブラシ「SC-001」をテスト!

DSオーディオ クリーニングブラシ「SC-001」(150,000円/税込)

電池で駆動し、微小なダストを除去する

光カートリッジで有名なDSオーディオから発売された音波振動式のレコードクリーニングブラシ、「SC-001」。発表時から個人的にも興味津々だった同機を試すことができた。

「SC-001」の横のボタンを押すと細かく振動する。単4形乾電池の2本で駆動する

新たに静電気を発生させないよう毛材に低帯電性素材を採用したブラシを毎分なんと約11,000回も振動させることで、一般的なブラシでは取り除けない、レコード溝に固着した微小なダストを除去する。さらに振動駆動部の背面には導電性繊維を配置して、既にレコード盤が帯びている静電気を放電させる。

試聴でよく聴くグラシェラ・スサーナ『76/45』を、まずいつもと使っている手動の除電ブラシでホコリを取り除いてから聴いたあと、SC-001を使ってみる。電源ボタンを押しつつアースバーにも指で触れながら、回転するレコード盤にブラシ部を軽く当てる。片面あたり約5秒。

「SC-001」を使用しているところ

針を落として再生を始めると明らかに違う。冒頭から音場が静か!鮮明さを増した序奏のギターのあと、実にみずみずしい、音色が濃いスサーナのヴォーカルに驚く。ベースやドラムス、ストリングス等他の各楽器も音像を覆っていたモヤがスッキリと取り除かれている。

マッケラス指揮ウィーンフィル『ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」』は明らかに空間が拡がる。ピツィカートが明瞭!弦群も管群も容易に分析的に各楽器を聴き分けられる。

いわゆるパチパチノイズを減らすだけではない。解像度も空間表現力もグッと高めるアクセサリーだ。これはいい。

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