公開日 2014/05/17 11:12

【独HighEnd】スペック、最上位機のプロトタイプに注目/アコリバのPC-TripleC採用ケーブルも話題に

日本ブランドのクオリティをアピール
季刊ネットオーディオ編集部 浅田陽介
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現地時間の2014年5月15日より、ドイツ・ミュンヘンで開催されているMunich High End 2014。今年も世界中のハイエンドブランドが集結し、多数の来場者で賑わいを見せている。その中にあって、ここヨーロッパでも日本ブランドの注目度は高い。

スペックのブースでは、同社のほかスフォルツァート、アコースティック・リヴァイブといった日本でもとりわけ人気の高いブランドの製品を展示。アナログとネットワークオーディオといった新旧のソースを用いてデモを行い、来場者から関心を集めている。

本ブースのメインとなるスペック製品の注目展示は、同社アンプの最新機となる最上位モデルがデモされていたこと。まだ型番も未定というが、プロトタイプができたことで、Munich High End 2014での展示に踏み切った。

スペックが参考展示している、開発中の新しい最上位アンプ。徹底的に吟味されたコンデンサーの採用など、同社のノウハウを凝縮した内容とサウンドで高い注目を集めている

この新しいアンプは、最先端のクラスDデバイスの採用や充実した電源回路の採用などに代表される、これまで同社が培ってきたアンプ作りへのノウハウが凝縮しているが、とりわけ大きなポイントとなるのは厳選したコンデンサーを採用している点。この音質を大きく決定づける要素に、アリゾナキャパシターズ製のカスタムメイドコンデンサーを随所に投入することで、サウンドを大きく向上させている。

今回のショウでまずヨーロッパの反応を確認し、その後日本での展開も検討するということだが、来場者からは早くもそのサウンドを高く評価する声が多く挙がっていた。

また、スペック+(プラス)ブランドの最新モデルとなるアナログプレーヤーにも注目。砲金製による重量級のプラッターのほか、強固なベース、糸ドライブの採用など、アナログ再生にまつわる高音質化へのセオリーに忠実なアプローチが見られるこのプレーヤーも、アナログが盛り上がるここドイツにおいて、極めて高い評価を獲得している。

スペック+ブランドによる重量級アナログプレーヤーも登場。アナログ再生における高音質のポイントを徹底して追求した仕様となっている

スペックのブースにて同時に展示されているスフォルツァートのネットワークプレーヤーも話題を呼んでいる。今回は最新となるDSDネイティブ再生対応機、DSP-02 EX、DSP-04 EXでデモを展開。これらの2モデルはそれぞれ、すでに日本でも発売され大きな話題となっているDSP-03、DSP-05の海外仕様モデルとなる。

会場には多くのネットワークオーディオ機器が登場されているが、そのなかでも貴重なネットワーク経由でDSDネイティブ再生に対応したトップクラスの完成度を誇るモデルとして注目を集めているようだ。

ネットワーク再生では、日本でも高い関心を集めているスフォルツァートのネットワークプレーヤーを使用。まだまだDSDネイティブ再生に対応したネットワークプレーヤーは少なく、ヨーロッパでも注目の的となっている

NASには日本でも大きな注目を集めているDELA N1Zを使用

さらにスペックのブースでは、同時にアコースティック・リヴァイヴの製品も多数展示。注目はなんといってもPCOCC-Aに変わる新導体、PC-Triple Cを採用採用したケーブル群だ。

スペックのブースでは、アコースティック・リヴァイブ製のアクセサリーも展示

非常に高い関心を集める新導体PC-Triple C。スペックのブースでは、ほぼ全てのケーブルにこの新導体を採用したアコースティック・リヴァイブ製ケーブルを使用し、大きな話題を呼んでいる

同ブースではラインケーブルはもちろん、スピーカーケーブル、電源ケーブル、そしてフォノケーブルに至るまで、全てがこのPC-Triple Cによるアコースティック・リヴァイブ製ケーブルが採用されており、その高いポテンシャルを存分にアピールしている。

ヨーロッパでもPCOCC-Aの生産完了にともなう次世代の導体については、今後の高音質ケーブルの未来を占うトピックとして注目されているが、PC-Triple Cのサウンドはオーディオファンの期待を大きく超えたものとして大きな話題となっている。

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