パナソニック、レコーダー愛用者へ録画保存に関する調査を実施。約7割が将来の保存手段に不安
パナソニックは、ブルーレイ/HDDレコーダーを所有し、日常的に番組を録画・保存している全国20 - 69歳の男女800名を対象に、「録画保存に関する実態・意識調査」を実施。その結果、67.4%が「今後、番組を録画・保存する方法が限られていくこと」に不安を感じていることが明らかになった。

動画配信サービスが普及する一方、レコーダーのラインナップ減少や関連メディアの製造終了など、録画・保存を取り巻く環境は変化している。今回の調査では、「今後テレビ番組を録画できる機器やサービスが少なくなり、番組を残す方法が限られていくこと」に対する不安を、「とても感じる」が26.9%、「少し感じる」が40.5%となり、合計67.4%が不安を感じていると回答した。

動画配信サービスが普及するなかでも、レコーダーで番組を手元に保存しておきたい理由として、「突然の配信終了に怯えずいつでも見られる『安心感』がほしいから」が39.1%で最多となり、次いで「お気に入りの作品をコレクションする『所有する喜び』を感じたいから」が31.8%となった。パナソニックは、単なる視聴にとどまらず、安心感や所有感が保存の動機になっているとしている。

録画にまつわるトラブルでは、62.5%が番組の「録画失敗・録り逃し」を経験したと回答。その原因としては、「番組の録画予約自体を忘れてしまった」が70.0%で最多だった。続いて「録画したい番組の放送時間が重なり、片方の録画を諦めた」が42.6%、「特番やスポーツ中継の延長などによる放送時間変更」が34.6%となった。

内蔵HDDの空き容量については、「月に数回以上」気にすると回答した人が60.1%にのぼった。また、空き容量を確保するため、「まだ見たい・残したい番組を消した経験がある」と回答した人は66.3%となり、限られたHDD容量のなかで番組の整理や消去を行う「容量やりくりストレス」が存在するとパナソニックは分析する。

録画データの継承に関する不安も大きく、内蔵HDDの故障やレコーダー買い替え時に録画データを引き継げないことについて、71.7%が「不安を感じる」と回答。一方で、物理メディアを使わずにデータを保持できる機能があれば「不安が払拭・軽減される」と回答した人は64.9%に達した。

録画番組の編集機能を利用する理由では、「CMなどの不要な部分をカットして、効率よく見たいから」が74.8%で最多。次いで「レコーダー内蔵HDDの空き容量を節約するため」が42.7%、「特定の『推し』が出演するシーンを抽出してコレクションしたいから」が30.8%と続いた。番組を保存するだけでなく、視聴時間や容量、推し活などの目的に合わせてコンテンツを最適化する傾向が見られたとしている。

パナソニックでは、こうした録画・保存ニーズに対応する製品として「全自動ディーガ」を展開している。ハイビジョン放送を最大10チャンネル×約28日間分を自動で録画できるほか、一部モデルでは4K放送の全自動録画にも対応する。
また、新たな保存先としてクラウドを利用できる機能も用意。録画番組をクラウドに保存することで、内蔵HDDの空き容量確保にも活用でき、保存した番組をHDDに戻すこともできる。さらに、複数の録画番組から好きなシーンだけをつなげて視聴できる「プレイリスト」や、録画番組に独自のタグを付けて整理できる「番組タグ」といった機能も搭載する。
ラインナップは、4Kチューナー内蔵 全自動ディーガ「DMR-4X1010(10TB)」「DMR-4X410(4TB)」、全自動ディーガ「DMR-2X610(6TB)」「DMR-2X410(4TB)」「DMR-2X210(2TB)」となる。
なお、今回の調査結果はすべてパナソニック調べによるもの。調査対象は全国20 - 69歳の男女で、ブルーレイ/HDDレコーダーを所有し、日常的に録画・保存を行う800名。9月9日 - 11日に楽天インサイトへの委託により実施された。

