「DMP-A8 Gen 2」はネットワーク再生に特化

Eversolo、CD再生対応のネットワークプレーヤー「DMP-A8 Master Gen 2」。メモリ強化/SFPポートも搭載

公開日 2026/09/09 11:59 編集部:原田郁未
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ブライトーンは、Eversoloのネットワークプレーヤー「DMP-A8 Gen 2」と、CD再生にも対応する上位モデル「DMP-A8 Master Gen 2」を発売する。価格はDMP-A8 Gen 2が385,000円(税込)、DMP-A8 Master Gen 2が495,000円(税込)。

上から「DMP-A8 Gen 2」「DMP-A8 Master Gen 2」

両モデルとも従来モデルのDMP-A8をベースに、ディスプレイや内部メモリー、ストレージ拡張性、ネットワーク/AV連携機能などを強化。8.6インチのLCDタッチスクリーンを搭載し、RAMを従来の4GB DDR4から8GB DDR5へ強化した。内部ストレージとして64GB eMMCも備える。

上位モデルとなるDMP-A8 Master Gen 2にはCD機構も搭載。Eversolo独自のCD再生システムを採用し、エラー訂正機能によって読み取りエラーや干渉の低減を図るとしている。CD再生に加えてリッピングにも対応する。

ストレージ拡張用としてM.2 NVMe 3.0 2280スロットを備え、最大8TBのSSDに対応。SSDは別売となる。ネットワーク面では、一般的なRJ-45のギガビットEthernetとデュアルバンドWi-Fi 6に加え、新たにSFPポートを搭載。対応するSFPモジュールを用いることで、光LANによるネットワーク接続が可能となる。

SFPポートでは、ギガビット対応のシングルモード・シングルファイバー光モジュールやデュアルファイバー光モジュールなどを利用できる。SFPモジュールは別途用意する必要がある。

DAC部は両モデル共通で、AKM「AK4499EX」とデジタル処理用「AK4191EQ」を組み合わせた構成を採用。デジタル処理とDA変換をそれぞれ専用チップに担当させることで、信号処理の高精度化を図ったとしている。

オーディオプロセッサーには「Eversolo AuralEngine」、オペアンプにはOPA1612を採用。電源もデジタル部とアナログ部を分離したデュアル構成とし、リニア電源部では20μVの低ノイズフロアをうたう。

USB-B入力およびUSBオーディオ出力、IIS出力では最大PCM 768kHz/32bit、DSD512に対応。光/同軸デジタル入出力は最大PCM 192kHz/24bitおよびDoP64をサポートする。アナログ入力はXLRバランス入力とRCAアンバランス入力を搭載し、アナログプリアンプとして利用可能。出力もXLR/RCAを備え、専用サブウーファー出力も用意する。

背面の端子部(上から「DMP-A8 Gen 2」「DMP-A8 Master Gen 2」)

XLR出力時のTHD+Nは0.000075%(-122dB)、ダイナミックレンジおよびS/N比は129dB超、クロストークは133dB超。RCA出力ではTHD+N 0.000086%(-121dB)、ダイナミックレンジ/S/N比は127dB超としている。また、両モデルともHDMI ARC/eARCに対応。テレビやプロジェクターからの音声を受け、本機に接続したオーディオシステムで再生できる。HDMI eARCでは最大PCM 192kHz/24bitをサポートする。

ストリーミングではApple Music、Spotify、TIDAL、Qobuz、Amazon Music、Deezerなどのサービスに対応。Spotify Connect Lossless、TIDAL Connect、Qobuz Connect、DLNAなどにも対応する。SMB、NFS、WebDAVにも対応し、NASやネットワークストレージ、プライベートクラウドなどに保存した音楽ライブラリをまとめて管理できる。

独自の「EOS」オーディオエンジンによってAndroidのSRCをバイパスし、ビットパーフェクトでの再生を可能にするとしている。Bluetoothは5.4。操作は本体の8.6インチタッチスクリーン、Eversolo Controlアプリ、付属リモコンから行える。

DSP機能として音場補正機能「evotune PRO」を搭載。DRC(デジタル・ルーム補正)に基づくモデリングとFIRフィルタリングによって、周波数だけでなく時間軸や空間情報も含めた補正を行うとしている。20バンドのパラメトリックEQも備え、周波数、ゲイン、Q値を個別に調整可能。FIRフィルターのインポート、ラウドネスコントロール、ダイナミックレンジ・コンプレッションなどにも対応する。

このほか、音量全域で信号純度を保つことを目的とする「EVC Volume Engine」、VUメーター/ダイナミックスペクトラム表示、Wake-on-LANなども利用できる。

左から「DMP-A8 Gen 2」の機能と「DMP-A8 Master Gen 2」の機能の一覧

上位モデルとなるDMP-A8 Master Gen 2は、クロック関連機能として低位相雑音のOCXO(恒温槽付水晶発振器)を搭載。動作温度を一定に保つことで、環境変化による周波数変動を抑えるとしている。

同社によれば、ジッターを50fs以下に抑え、時間軸精度を高めることで、明瞭度や空間表現の向上を図ったとしている。また、PLL技術によるクロック信号の安定化にも対応。さらに外部クロック入力を備え、外部クロックジェネレーターを用いたシステム構築も可能だ。外形寸法は388W×98.5H×265Dmm、質量は6kg。

対してDMP-A8 Gen 2は、44.1kHz系と48kHz系それぞれに対応する2系統の超低位相ノイズ・クロックを搭載。各サンプリング周波数に応じたクロックを供給し、ジッターの影響低減を図る設計としている。外形寸法は388W×88H×265Dmm、質量は5.25kg。

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