タッチディスプレイは8.6型へと大型化

Eversolo、旗艦ネットワークトランスポート「T10」。Amazon Music対応、クロック強化

公開日 2026/09/09 11:49 編集部:石井達也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ブライトーンは、同社が取り扱うEversoloブランドのフラグシップ・ネットワークトランスポート「Eversolo T10」を発売した。価格は418,000円(税込)。

 「Eversolo T10」

 本機は、TIDALやQobuz、Amazon Musicなどの主要なストリーミングプラットフォームへネイティブにアクセスし、高品位にデジタル出力できるトランスポート。従来モデル「T8」から各部を強化した。

Roon ReadyやSpotify Connect、TIDAL Connect、DLNAといった高度なプロトコルに対応するほか、SMBやNFS、WebDAVなどの共有プロトコルにも対応し、NASやネットワークストレージへのシームレスなアクセスを実現する。

ハードウェア面ではクロックシステムを強化し、高精度なOCXO(恒温槽付水晶発振器)を搭載して長期にわたるタイミングの安定性を実現したという。さらに外部10MHzおよび25MHzのマスタークロック入力を新設し、ハイエンドな独立クロックジェネレーターとの統合も可能になった。

電源部にはカスタムメイドのO型トロイダル・トランスを採用し、漏れ磁束や電源干渉を低減した安定した電源供給を可能にしている。ネットワーク機能は、ギガビット有線LAN、Wi-Fi 6(2.4G/5G)に加え、SFPポート(モジュールは別売)もサポートする。

フロントのタッチディスプレイは6型から8.6型へと大型化し、視認性と直感的な操作性を向上。内蔵メモリ(RAM)も4GBから8GB(DDR5)へと倍増し、高性能オクタコアARMプロセッサーとあわせてシステムのパフォーマンスを大幅に引き上げたとアピールしている。ストレージは64GB eMMC。なお、T8で対応していた別売SSDの増設機能については、本機の仕様では記載されていない。

デジタル出力端子はUSB、光デジタル、同軸デジタル、AES/EBUを備え、8種類の出力モード設定に対応したIIS出力も搭載。最大でDSD512およびPCM 768kHz/32bitのハイレゾ再生をサポート。伝送経路には多段階の電気的アイソレーションを施すことでノイズ干渉を低減しているという。

ソフトウェアには独自開発の「EOS」オーディオエンジンを搭載し、サンプリングレート変換処理をバイパスしたオリジナルのサンプリングレートでの出力が可能。DSPチューニングシステムもT8の10バンドPEQから拡張され、T10では最大40バンド(カスタムPEQ 20バンド/ルーム補正用PEQ 20バンド)の緻密な調整が可能になったとアピールしtれいる。

部屋の音響特性を最適化する「evotune」ルーム補正システムや、音量を変えても音の特性が変化しない独自の「EVC(Electronic Volume Control)」エンジンなども統合されている。

筐体は航空機グレードのアルミニウム・ブロックからCNC切削加工されたデザインを採用。外形寸法は365W×98H×310Dmm、質量は6.3kg。本体操作のほか、Bluetoothと赤外線の両方に対応した合金製のデュアルモード・リモコンが付属する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE