LANmuteに続くパッシブ型ターミネーター

トップウイング、未使用SFPポートを終端・シールドして整える「SFPmute」

公開日 2026/05/18 14:20 編集部:岡田 真
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トップウイングは、TOP WINGブランドより、未使用SFP/SFP+ポート用パッシブ型SFPターミネーター「SFPmute」を5月28日(木)に発売する。価格は税込8,800円(1個)。

SFPmuteの製品画像
TOP WING「SFPmute」

SFPmuteは、ネットワークオーディオ機器の未使用SFP/SFP+ポートに挿入することで、開放された高速インターフェースに終端構造を与え、シールドするパッシブ型ターミネーター。これまで同社は、未使用LANポート用LANターミネーター「LANmute」を展開し、未使用LANポートからの外来ノイズ流入や不要な高周波的振る舞いへの対策を行ってきた。SFPmuteでは同様のアプローチを、高速差動信号を扱うSFP/SFP+ポートに展開したもの。

SFP/SFP+ポートは、SFPモジュールを固定する金具であるSFPケージを備える。このSFPケージはモジュール全体を覆うシールド構造体としても機能し、モジュールの金属シェルとホスト側のSFPケージが接触することで、高速信号部を覆うシールド構造を形成するという。

一方、未使用のSFPポートにはモジュールが挿入されていないため、SFPケージの前面が開口した状態となる。これは単に何も挿さっていない状態ではなく、本来モジュールの金属シェルによって閉じられるシールド構造が未完成のまま残っている状態であると同社は説明する。

SFPmuteは、この開口部をフルメタル構造で塞ぐことで、未使用のSFPポートを小さなシールド構造として完結させ、電気的にも機械的にもより整った状態へ近づけることを目指した。未使用ポートの動作状態は機器によって異なるが、空きSFPポートを開放状態のままにせず、終端やシールドによって整えることは、高速インターフェースにおける有効なアプローチの一つだとしている。

また、実際のネットワーク機器内部で、差動成分の一部がコモンモード成分へ変換されるケースにも配慮し、ダンピング構成を採用。未使用SFPポート周辺の高周波的な不安定要素を抑えることを狙う。

パッシブ型ターミネーターにおいては、終端回路部そのものが外来ノイズの影響を受けないようにすることも重要だという。従来の樹脂キャップに代わって採用されたフルメタルシールド構造は、終端回路部を保護すると同時に、SFPポート開口部のシールド性を高める役割を担う。

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