Volumio、DACや入出力を強化したネットワークプレーヤー「Primo Plus」
トップウイングは、同社が取り扱うVolumioブランドから、ネットワークプレーヤー(ストリーマー)「Primo Plus」を2026年1月29日に発売する。価格は198,000円(税込)。
Primo Plusは、既存のネットワークプレーヤー「Primo」の設計を発展させ、操作性と音質、拡張性を強化した上位モデルという位置づけ。フロントにはディスプレイと2つのマルチファンクションノブを装備し、新たにリモコンも付属する。なお、既存モデルPrimoについても引き続き販売される。

Volumio、DAC搭載ストリーマー「Primo」発売日を6/26に決定
2023/06/16
サウンド面では、USB-DAC「Preciso」開発で培ったノウハウを活かし、DAC部をESS「ES9039Q2M」のデュアル構成に刷新。チャンネル間クロストークを理論値まで低減することを目指し、電源ラインからグラウンドパターンまで完全鏡像配置の「ハイパーシンメトリカル回路」を採用した。NOSモードを含む9種類のデジタルフィルター切替機能を備えるほか、超低位相ノイズのFemtoクロックによりクロックの位相ノイズ低減も図っている。
電源フィルターも強化を施し、電源部はアナログ系/デジタル系で徹底的に分離。各セクションに超低ノイズのリニアレギュレータを個別配置し、グラウンドも物理的に分割することで、デジタルスイッチングノイズのアナログ部への悪影響を遮断した。
音声入力はUSB-C、S/PDIF(同軸/光)のデジタル入力端子を装備。USBでは最大でPCM 768kHz/32bit、DSD512までをサポートする。音声出力はXLR/RCAアナログ端子を備え、本体のデジタルボリュームで音量調整が可能。純粋なDACとして以外にも、パワーアンプやパワードスピーカーを接続して使用することもできる。
システムにはVolumio OSのカスタム版を搭載し、Volumio Premiumの全機能を追加料金なしで利用可能。DLNA/OpenHomeやRoon Readyをはじめ、QobuzやSpotifyなどのストリーミングサービスへのアクセス、AIプレイリスト「Supersearch」、ノンストップ再生「インフィニティプレイ」などの機能を用意する。USB接続の光学ドライブを接続することで、CD再生やリッピングにも対応する。
ネットワーク面では、有線LANが1000/100/10Mbps、Wi-Fiは802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)に対応。BluetoothはSBCコーデックをサポートする。CPUはBroadcom BCM2711(Quad Core 1.5GHz)、RAMは2GB DDR4、ストレージは16GB eMMCストレージを内蔵する。電源は付属ACアダプターによる5V/3A入力。外形寸法は270×150×50mm、質量は2.5kg。
付属の専用リモコン「Remoto」は、音量調整/入力切替/音楽再生/DACフィルター変更といった主要操作が直感的にコントロールできるよう設計したとのこと。リモコン単品での販売も実施する(7,700円/税込)。
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