CNC加工によるステンレス製

バッソコンティニュオ、インシュレーター「ULTRA FEET」シリーズにスピーカー専用モデルを追加

公開日 2025/10/15 11:04 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ノアは、同社が取り扱うイタリアBassocontinuo(バッソコンティニュオ)ブランドのインシュレーター「ULTRA FEET」シリーズに、新たにスピーカー専用モデル「LEVEL 6」「LEVEL 7」を10月23日に発売する。価格は4個セットで「LEVEL6」が107,800円(税込)、「LEVEL 7」が132,000円(税込)。

Placeholder Image
Placeholder Image
Bassocontinuo スピーカー専用インシュレーター「ULTRA FEET」の「LEVEL7」(左)と「LEVEL6」(右)

バッソコンティニュオは、イタリア ロンバルディア州にあるオーディオラックブランド。「家具」として生活の一部に溶け込めるデザインを追求し、イタリア生産にこだわって製品開発を続けてきた。航空、自動車、航空宇宙などの振動処理ソリューションを日々研究しており、オーディオシステムの性能を最大限発揮させるべく新たに開発したのが「ULTRA FEET」のインシュレーターとなる。

「ULTRA FEET」は、これまでにLEVEL1からLEVEL5までの5種類のインシュレーターを展開してきたが、新たにLEVEL6とLEVEL7が加わる形となる。数字が大きくなるほど耐荷重が大きくなり、LEVEL6では最大25kg(1個)、LEVEL7では最大50kg(1個)までに対応できるとしている。

ULTRA FEETには、イタリア・ヴィチェンツァに本拠地を置くTechnogel社の素材を活用している。Technogelは流体と個体の双方の特性を持ち、一般的なゴムと比べて70%以上の高い振動吸収性を有し、応力を熱エネルギーに効率よく変換させることができるという。さらに温度や湿度の変化に対して不活性で劣化しづらく、長期使用においても優れた性能を発揮できる。

LEVEL1から5は、主にCDプレーヤーやアンプといったエレクトロニクス製品向けに設計されているが、新たなLEVEL6とLEVEL7はスピーカー専用設計となる。ハウジングはCNC加工によるステンレス製で、優れた剛性と耐久性を確保。異なる特性を持つ2種類の素材、高性能樹脂のTorlonとTeflonを組み合わせることで、不要な振動を低減するとしている。

LEVEL6のサイズは52W×33Hmmで、M6、M8、M10のネジアダプターが付属。適合荷重は5.1-25kg(1個あたり)。LEVEL7のサイズは52W×36Hmmで、M8、M10、M12のネジアダプターが付属する。適合荷重は25.1-50kg(1個あたり)。いずれも高さ調整が可能で、設置環境に応じた精密なセットアップが実現できる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク