3億5千万ドルで

ハーマンがデノン・マランツ・B&Wなど擁するSoundUnitedを買収

公開日 2025/05/07 10:56 筑井真奈
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ハーマンインターナショナルは、デノン、マランツならびにBowers&Wilkinsなどを擁するSoundUnitedグループをMasimoから買収し、ハーマンの傘下にすると発表した。買収金額は3億5000万ドルと発表されている。この買収は2025年末までに完了するとしている。

ハーマンインターナショナルグループがSoundUnitedを買収

ハーマン社長のデイヴ・ロジャーズ氏のコメントは以下の通り。「この買収は、ホームオーディオ、ヘッドフォン、Hi-Fiコンポーネント、カーオーディオなどの主要製品カテゴリーにおける、ハーマンの中核的なオーディオビジネスと事業基盤の拡大における戦略的な前進を意味します。この買収は、当社の既存の強みを補完し、新たな成長の道を開くものです」。

「B&W、デノン、マランツを含むSound Unitedの世界一流オーディオブランドのポートフォリオは、JBL、Harman Kardon、AKG、マークレビンソン、ARCAM、Revelを含むハーマンの象徴的なブランドファミリーに加わることになります。オーディオ技術における革新と卓越性という共通の遺産の上に築かれたブランドファミリーは、両社の有能な従業員とともに、オーディオ製品を提供し、価値提案を強化し、消費者により多くの選択肢を提供します」。

またこの件について、Masimoの取締役会副議長となるクエンティン・コフィ氏は「ヘルスケアビジネスによりフォーカスした戦略をとっていく」とコメントしている。

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