具体的な徹底時期は不明
松竹、BS放送から撤退。広告売上が伸びず
松竹は、BS放送事業から撤退することを発表した。
松竹グループでは、2022年3月にBS放送局「BS松竹東急」を開局。BS260chで無料放送を行ってきた。開局以降、認知率・視聴率を伸ばしているものの、当初計画に比べ、広告売上が伸びず、これ以上のBS放送事業の継続は松竹グループとしては困難と判断し、事業を撤退することにしたという。
なお、撤退時期の詳細などは明らかにしておらず、BS松竹東急の公式サイトでは「本日、松竹株式会社より、松竹グループとしてBS放送事業から撤退することが発表されましたが、当社としては、引き続き、放送を継続してまいります」とアナウンス。「今後、新たな情報があれば、当ホームページ上にてお知らせいたします」と案内している。
なお、同局を運営するBS松竹東急(株)で今後発生する撤退費用等は、同社の筆頭株主である松竹ブロードキャスティング(株)の完全親会社である松竹(株)が適切な範囲で負担するとのこと。具体的な撤退費用等は現在精査中だという。
また、この撤退費用等が松竹の2025年2月期業績予想に与える影響については、現在精査中であり、今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに案内するとしている。



