2/14発売、税込4.4万円前後

FIIO、ブランド初のアナログプレーヤー「TT13 BT」。フルオート式/Bluetooth対応の “初心者フレンドリー” 仕様

公開日 2025/02/07 10:00 編集部:杉山康介
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エミライは、同社が取り扱うFIIOブランドのBluetooth対応アナログプレーヤー「TT13 BT」を2月14日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込44,000円前後での実売が想定される。

TT13 BT(シルバー)

TT13 BT(ブラック)

ワンキーで操作可能な全自動トーンアームを搭載し、レコード初心者にもフレンドリーだと謳うブランド初のアナログプレーヤー。これまでも国内外のオーディオイベントで参考展示されてきたが、その詳細が明らかになったかたちだ。

オペアンプ「JRC5532」を直列で2機搭載する、特別設計のアナログオーディオ構造を採用。また800mVの高出力フォノプリアンプを内蔵し、別途フォノイコライザーを用意せずとも使い始めることができる。

フォノイコ内蔵のため、アクティブスピーカーなどを接続して素早く使用可能

回路基板には完全シールド処理を施し、クリアなサウンドを実現したと説明。真鍮製トーンアームは先述の通りフルオート式で、カートリッジはオーディオテクニカ製「AT-3600LA」を装備する。

回転速度は33 1/3回転と45回転に対応し、背面のスイッチからは7インチ/12インチレコードの再生モードを切り替え可能。ほか、L/Rチャンネルバランス調整機能、7種類(紫/赤/オレンジ/青/シアン/緑/白)のライティング機能なども備える。S/Nは≧75dBでTHD+Nは≦3.5%、ノイズフロアは<150μV、ワウフラッターは≦0.15% WRMS(33 1/3回転)、3kHz。

音楽を光で彩るライティング機能なども搭載

接続端子はライン出力を1系統と、ノイズを低減するためのアース端子を装備。BluetoothはVer.5.2で、コーデックはSBC/aptX/aptX LL/aptX HDをサポート。電源はAC/DCの両方を搭載し、さまざまなシーンに対応できるとしている。

製品の背面部

本体パネルにはアルミニウム合金素材を使用し、高級感と機能性を両立したとアピール。外形寸法は約450W×350H×114Dmmで、質量は約3.85kg。取り外し可能なダストカバーや7インチレコード用アダプター、赤外線リモコンなどが付属する。

リモコンが付属

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