「Snapdragon 680」チップと「CS43198」DAC搭載
FIIO、新エントリーDAP「JM21 Blue」。期間限定で税込29700円前後で販売
エミライは、同社が取り扱うFIIOブランドから、デジタルオーディオプレーヤーのエントリーモデル「JM21 Blue」を1月31日より発売する。価格はオープンだが、2月28日まで開催の早割りキャンペーンでは税込29,700円前後での実売が予想される。
クアルコム製「Snapdragon 680」チップとデュアル構成のシーラスロジック製「CS43198」DAC搭載により、低価格帯ながらハイコストパフォーマンスを実現すると謳うエントリーDAP。昨年秋に開催されたポータブルオーディオ製品の展示イベント「秋のヘッドフォン祭 2024」にて参考出展がなされていたモデルが、この度正式発売が発表された格好だ。
SoCには、最新の6nmプロセス製造技術と8コア「Kryo 265」アーキテクチャを採用したクアルコム製「Snapdragon 680」を搭載。2.4GHzの高クロック駆動により、処理性能と省電力性を高い次元で両立し、滑らかで快適な操作性を実現したとする。
デュアル構成のシーラスロジック製フラグシップDAC 「CS43198」と組み合わせた、SGマイクロ製「SGM8262」アンプによるフルバランス・オーディオ構成を採用。長年の製品開発で培われた回路設計の最適化により、より豊かなダイナミックレンジとクリアな音質表現を実現したとアピールする。
再生対応サンプリングレートは内蔵データ再生時、およびUSB-DACモード時は最大PCM 384kHz/32bit、DSD 256のネイティブ再生をサポート。USB出力時はPCM 768kHz/32bit、DSD 512のネイティブ再生に対応する。
わずか13mmの薄型ボディながら高駆動力の電源回路と出力セクションの組み合わせにより、バランス出力で最大700mWという高出力を実現。力強い音の躍動感と、繊細な表現力を両立したとのこと。また、低音域、中音域、高音域の3段階のゲイン設定を搭載し、それぞれに個別の音量カーブを採用。様々なインピーダンスのイヤホンやヘッドホンに対して最適な音量カーブ設定が可能で、ヘッドホンアンプとの組み合わせも想定した設計としている。
回路面では、デジタル回路とアナログ回路で電源を完全に独立化しており、DAC、電圧、電流増幅の3段階で電源供給処理を行う。加えて、4チャンネルのヘッドホンアンプには4つの独立した高精度なLDOレギュレーターを搭載することで、低ノイズを実現したという。
また、上位モデル「M11 Plus ESS」と同様のFPGAを中心としたデジタル領域信号処理回路+フェムト秒クロック水晶発振器による自社開発システム「DAPS(デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム)」を採用。SoCから送られたデジタルデータはFIIO独自のPLL技術を搭載した独自開発の最新世代FPGAを経由し、FPGA内でデジタルオーディオ信号としてDACが最も真価を発揮しやすいよう緻密に信号を処理。DAPSに組み込まれた44.1kHz系専用/48kHz系専用の2基の超低ジッター・フェムト秒クロック水晶発振器により、デジタルオーディオ回路部全体に高精度かつ低ジッターなマスタークロックを提供し、クリーンで極めて高い忠実度を誇るD/A変換を実現すると説明する。
さらに、一般的なデジタルオーディオ機器では異なるサンプリングレート間の変換(SRC)処理が音質劣化の一因となるが、JM21ではストリーミングアプリでの再生はもちろん、USB-DACへの出力時でも音源本来のサンプリングレートを維持し、余計な変換処理をカットすることでより高純度な音楽再生を実現すると謳っている。
入出力端子には3.5mmヘッドホン出力/ライン出力/同軸出力や、4.4mmバランスヘッドホン出力/ライン出力、USB Type-C(USB2.0データ/充電/USB Audio)などを搭載。S/PDIF出力やUSB Audio出力といったデジタル出力もサポートする。Bluetooth 5.0対応で、送信時のコーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LHDC/LDAC、受信時はSBC/AAC/LDACに対応する。
DAP本体は超薄型かつ軽量ボディで、4.7インチ高精細ディスプレイを搭載。人間工学に基づいた設計により、手になじむ滑らかな操作感を実現したとのこと。連続再生時間はシングルエンド時で最大12.5時間、バランス接続時で最大9.5時間。PC接続や自宅でUSB充電をしたまま使用する際、内蔵バッテリーではなく本体へ直接給電できるようにしてバッテリーへの過充電といった負担を軽減する「充電停止モード」も搭載する。
OSはAndroid 13をベースとしたカスタムOSを採用。メモリは3GB RAM+32GB ROM(ユーザー使用可能領域約22GB ROM)、ストレージ拡張はTFカード対応(最大2TB)。外形寸法は約120.7W×68H×13Dmm、本体質量は約156g(クリアケースのぞく)。付属品として、ET保護シート(JM21に貼り付け済)、クリアケース(JM21に装着済)、USB Type-C to Aケーブルなどを同梱する。
あわせて、JM21専用DAPケース「SK-JM21」を1月31日より発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は税込2,420円前後。
JM21をケースから取り外しやすい設計に、イヤホンやボタンが操作しやすいケースレイアウトを採用。内部にはスチールフレームが配置され安定性と柔軟性を確保している。素材には質感と手触りを兼ね備えたPUレザーを使用するほか、マジックテープ開閉式により不意の落下を防止するとしている。
そのほか、JM21 Blueを2月28日までの期間限定特価で販売する「音楽を持ち歩こう 早割キャンペーン」を実施する。なお、3月以降には「JM21 Black」の発売も予定しているとのこと。
クアルコム製「Snapdragon 680」チップとデュアル構成のシーラスロジック製「CS43198」DAC搭載により、低価格帯ながらハイコストパフォーマンスを実現すると謳うエントリーDAP。昨年秋に開催されたポータブルオーディオ製品の展示イベント「秋のヘッドフォン祭 2024」にて参考出展がなされていたモデルが、この度正式発売が発表された格好だ。
SoCには、最新の6nmプロセス製造技術と8コア「Kryo 265」アーキテクチャを採用したクアルコム製「Snapdragon 680」を搭載。2.4GHzの高クロック駆動により、処理性能と省電力性を高い次元で両立し、滑らかで快適な操作性を実現したとする。
デュアル構成のシーラスロジック製フラグシップDAC 「CS43198」と組み合わせた、SGマイクロ製「SGM8262」アンプによるフルバランス・オーディオ構成を採用。長年の製品開発で培われた回路設計の最適化により、より豊かなダイナミックレンジとクリアな音質表現を実現したとアピールする。
再生対応サンプリングレートは内蔵データ再生時、およびUSB-DACモード時は最大PCM 384kHz/32bit、DSD 256のネイティブ再生をサポート。USB出力時はPCM 768kHz/32bit、DSD 512のネイティブ再生に対応する。
わずか13mmの薄型ボディながら高駆動力の電源回路と出力セクションの組み合わせにより、バランス出力で最大700mWという高出力を実現。力強い音の躍動感と、繊細な表現力を両立したとのこと。また、低音域、中音域、高音域の3段階のゲイン設定を搭載し、それぞれに個別の音量カーブを採用。様々なインピーダンスのイヤホンやヘッドホンに対して最適な音量カーブ設定が可能で、ヘッドホンアンプとの組み合わせも想定した設計としている。
回路面では、デジタル回路とアナログ回路で電源を完全に独立化しており、DAC、電圧、電流増幅の3段階で電源供給処理を行う。加えて、4チャンネルのヘッドホンアンプには4つの独立した高精度なLDOレギュレーターを搭載することで、低ノイズを実現したという。
また、上位モデル「M11 Plus ESS」と同様のFPGAを中心としたデジタル領域信号処理回路+フェムト秒クロック水晶発振器による自社開発システム「DAPS(デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム)」を採用。SoCから送られたデジタルデータはFIIO独自のPLL技術を搭載した独自開発の最新世代FPGAを経由し、FPGA内でデジタルオーディオ信号としてDACが最も真価を発揮しやすいよう緻密に信号を処理。DAPSに組み込まれた44.1kHz系専用/48kHz系専用の2基の超低ジッター・フェムト秒クロック水晶発振器により、デジタルオーディオ回路部全体に高精度かつ低ジッターなマスタークロックを提供し、クリーンで極めて高い忠実度を誇るD/A変換を実現すると説明する。
さらに、一般的なデジタルオーディオ機器では異なるサンプリングレート間の変換(SRC)処理が音質劣化の一因となるが、JM21ではストリーミングアプリでの再生はもちろん、USB-DACへの出力時でも音源本来のサンプリングレートを維持し、余計な変換処理をカットすることでより高純度な音楽再生を実現すると謳っている。
入出力端子には3.5mmヘッドホン出力/ライン出力/同軸出力や、4.4mmバランスヘッドホン出力/ライン出力、USB Type-C(USB2.0データ/充電/USB Audio)などを搭載。S/PDIF出力やUSB Audio出力といったデジタル出力もサポートする。Bluetooth 5.0対応で、送信時のコーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/LHDC/LDAC、受信時はSBC/AAC/LDACに対応する。
DAP本体は超薄型かつ軽量ボディで、4.7インチ高精細ディスプレイを搭載。人間工学に基づいた設計により、手になじむ滑らかな操作感を実現したとのこと。連続再生時間はシングルエンド時で最大12.5時間、バランス接続時で最大9.5時間。PC接続や自宅でUSB充電をしたまま使用する際、内蔵バッテリーではなく本体へ直接給電できるようにしてバッテリーへの過充電といった負担を軽減する「充電停止モード」も搭載する。
OSはAndroid 13をベースとしたカスタムOSを採用。メモリは3GB RAM+32GB ROM(ユーザー使用可能領域約22GB ROM)、ストレージ拡張はTFカード対応(最大2TB)。外形寸法は約120.7W×68H×13Dmm、本体質量は約156g(クリアケースのぞく)。付属品として、ET保護シート(JM21に貼り付け済)、クリアケース(JM21に装着済)、USB Type-C to Aケーブルなどを同梱する。
あわせて、JM21専用DAPケース「SK-JM21」を1月31日より発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は税込2,420円前後。
JM21をケースから取り外しやすい設計に、イヤホンやボタンが操作しやすいケースレイアウトを採用。内部にはスチールフレームが配置され安定性と柔軟性を確保している。素材には質感と手触りを兼ね備えたPUレザーを使用するほか、マジックテープ開閉式により不意の落下を防止するとしている。
そのほか、JM21 Blueを2月28日までの期間限定特価で販売する「音楽を持ち歩こう 早割キャンペーン」を実施する。なお、3月以降には「JM21 Black」の発売も予定しているとのこと。