常時ネット接続も不要に

Roon CEO「コアユーザーに注力」。TIDAL MAX対応、ボックスセットやローカルライブラリ強化

2024/02/08 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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音楽再生ソフトウェアRoonのCEOであるEnno Vandermeer氏は、同社のコミュニティサイトに声明を発表。「中核的な顧客との再連携」に注力するなど、新たなRoonの方向性についての表明を行っている。

音楽再生ソフトウェアRoon

Roonは昨年11月、サムスン傘下のHARMANに買収され、今後の動静に大きな注目が集まっていた。Enno氏によれば、Roonはハーマンの傘下に入ったことによって、“オーディエンスの拡大”をこれ以上追求する必要がなくなり、「コアユーザーとの再連携」に注力していくとしている。コアユーザーとは、「自分の音楽コレクションを形成することに情熱を傾けるキュレーターや、オーディオ機器の微細なニュアンスを聴き取るオーディオファイル、音楽の知識を深めるためにRoonを活用している専門家」といった、音楽愛好家やオーディオ愛好家であると説明する。

具体的には、Roonをインターネット常時接続が不要であったRoon 2.0以前に戻すこと、またFLACフォーマットでハイレゾストリーミングサービスをそのまま聴取できる「TIDAL MAX」へのサポートを行うことを発表している。

さらにフォルダのブラウジング機能や、ボックスセットのメタデータ処理の向上、プレイリスト機能の改善など、コミュニティからリクエストが多くあった課題に取り組んで行くとしている。また将来的には、ストリーミングコンテンツよりも「自前の」音楽ライブラリに、より焦点を当てたアップデートを行うと表明している。

「今後は、コミュニティに最も役立つ機能を優先します。Roonは活気のあるニッチな市場を占めており、今後焦点を当て、実現していく機能の変化にご期待ください」とコメントしている。

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