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Roonユーザーの音楽的嗜好を元に新設計

音楽再生ソフト「Roon」バージョン1.7提供開始。新技術「Valence」で検索・レコメンド機能など強化

編集部:川田菜月
2019年11月22日
Roon Labsは、音楽再生・管理ソフト「Roon」の最新版となるバージョン1.7を提供開始した。新技術「Valence」により、Roonユーザーの利用データを元に検索、レコメンド機能などを強化。よりパーソナライズ化した提案を実現するとしている。

音楽再生・管理ソフト「Roon」バージョン1.7公開

Valenceはクラウドデータベース上に構築されたシステムで、10万人以上のRoonユーザーの音楽的嗜好を元に新設計したという機械学習アルゴリズムを用いている。

Valenceを使用することで、たとえば「New Releases」では、ライブラリとリスニング履歴に基づいて各ユーザーに関心のある新しいリリース情報をRoonに表示。レコメンド機能には、アルバム画面でいくつかの推奨事項を選択し、関連・類似楽曲を “ほぼ無限に” 閲覧できるとしている。

新アルゴリズムを用いて検索、レコメンド機能などを強化

新しい再生オプション「Artist Play and Composer Play」では、アーティストや作曲家の「全盛期」の期間を決定し、ValenceがRoonユーザーのリスニング履歴に基づいて、最も人気のあるアルバムを提案するとのこと。

そのほか機能改善も実施。検索アルゴリズムを再設計し、より正確で関連性の高い結果を素早く提供できるとのこと。また作曲家/作曲情報の表示は、従来より明確で包括的に表示するよう改善したとしている。ValenceではRoonユーザーのリスニング履歴を使用して人気順で並べ替えも可能だ。

またクレジットメタデータが大幅に改善。4,400万を超える追加クレジットを導入、ファイルタグからのクレジットをインポートする機能にも対応した。

新たに1,000以上のライブラジオ局「Live Radio director」を公開。ジャンルごとにステーションを閲覧したり、ローカルステーションを検索することが可能となる。またストリーミングサービスと同様に、ライブラリに追加することもできる。

TIDAL、Qobuzの高解像度コンテンツをストリーミングする際の接続方法も最適化し、より中断の少ないかたちで、CPU使用率など抑えた通信が可能となる。Androidデバイスでの再生機能もアップデート。「通知」エリアで利用可能なメタデータとトランスポートコントロールを使用してバックグラウンドで再生可能となった。

Roon OSのパフォーマンス向上も図っている。Roon 1.7以降で実行する場合、Microsoft .NET Core Runtimeを使用することでメモリ効率が向上するとのこと。ライブラリ管理も通常より30 - 40%速度アップし、消費電力も抑制した。

Roon ReadyおよびRoon Testedデバイスのカスタムアイコンに40超のゾーンアイコンを追加。またアルバムまたはトラックレベルで「Roonタグ」の自動作成が可能となり、歌詞とクレジットをインポートする機能もサポートする。フォントとカラーレンダリングも大幅に刷新。様々な言語におけるテキストレイアウトの改善も図っている。

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