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TIDAL再生の最適化も

Roon 1.7登場。機械学習採用「Valence」で楽曲リコメンド精度向上

編集部:風間雄介
2020年02月22日
Roon Labsは、Roonの新バージョンとなる1.7を提供開始した。2年間をかけて開発したという新技術「Valence」を搭載した点が最大の特徴となる。

Valenceはクラウドデータベース上に構築されたもので、機械学習アルゴリズムを使うことで、従来以上に楽曲と楽曲の関連性を高精度にモデリングするという技術。10万人以上のRoonユーザーの好みも学習することで、新曲を含めた楽曲のリコメンド精度を高めている。

また「Artist Play」「Composer Play」という新たな再生オプションでは、Valenceによって、アーティストや作曲家の全盛期の期間を特定。最も人気の演奏を推薦することが可能になったという。

さらに検索アルゴリズムも完全に新たに設計。これにもValenceを用いることで、より正確かつ関連度の高い結果が得られるとしている。

そのほか、クラシックでの作曲家と作曲ビューが改善。データをより明確かつ包括的に表示する。さらにValenceを使うことで、ほかのユーザーのリスニング履歴を使用して人気順に並べ替えることが可能だ。また楽曲のメタデータのカバー範囲と質も高めた。4,400万以上のクレジットが新たに追加されたという。

さらに「LiveRadio」機能も搭載。1,000以上のインターネットラジオ局を手作業でキュレーションしたもので、ジャンルごとにステーションを閲覧したり、ローカルステーションをすばやく見つけたりすることが可能になった。

TIDALやQobuzからストリーミングする際の最適化も行われた。ストリーミングデータを、中断などが起きないようにバッファリング。ディスクアクティビティやCPU使用率、メモリー利用などを削減するなどの工夫が行われており、低速ネットワーク下での再生安定性を高めることにも寄与するという。

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