韓国CITEC社が手掛ける新進オーディオブランド

トライオード、HiFi ROSE製品を取扱開始。第一弾はプリメインアンプ「RA180」

公開日 2023/02/21 11:58 編集部:松永達矢
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トライオードは、韓国CITEC社が手掛けるオーディオブランドHiFi ROSEの取り扱いを開始。第一弾製品として、クラスDアンプを採用したプリメインアンプ「RA180」を3月に発売する。価格は1,320,000円(税込)。

「RA180」

マニア心をくすぐるメカニカルで斬新なデザインが目を引くプリメインアンプ。

一般的なクラスDアンプの短所とされる歪の多さと電力変換に伴う音質変化を、新素材のGaN FET(ガリウムナイトライド FET)を使用することで解消。シリコンFET使用製品比1/10以下となるスイッチング動作の反応時間を実現し、アナログアンプのようなスムースで自然な音を生み出すという。

専用設計された電源部は、第4世代SiC FET(シリコンカーバイドFET)技術と急激な負荷変動の影響を受けにくい自社開発のパワーファクター回路を採用。発熱を抑えながら、200以上のダンピングファクターと800Wの高出力を実現させた。

アンプモジュールは、中低音域と低音域に特化したものと、超高域・高域用に特化したものの2基を搭載。各モジュール出力は、200W(8Ω)で、チャンネルあたり最大400Wの出力を可能とする。独立設計のモジュールからスピーカーの高域と低域に別々に接続してバイアンプ駆動すると、ドライバーユニットからの逆起電力の影響を排除し、駆動力が大幅に向上するとアピールする。

カートリッジが拾った非常に微弱な音楽信号を、可能な限り原音そのままに増幅する可変イコライザーPHONO回路を搭載。MMとMC の切り替えはリアパネルのスイッチで簡単に選択できる。調整機能として中低音域のTURN OVER切り替えと高音域のROLL OFF切り替えを備え、 様々なレコード盤に対応できる。

入力端子として、RCA×3、XLR×1、Phono MM/MC(背面スイッチによる切り替え)を装備。出力としてサブウーファープリアウトを備える。外形寸法は430W×110H×350Dmm、質量は16.7kg。付属品として操作用リモコンとディップフォーミング無酸素銅線TR-PS2を使用した電源ケーブルを同梱する。

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