11月16日から幕張メッセで開幕

コルグ、Inter BEEに4K/ハイレゾ配信システム「Live Extreme」出展を予告。画質音質比較デモなど実施

公開日 2022/11/04 15:33 編集部:小野佳希
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コルグは、11月16日から18日まで幕張メッセにて開催されるイベント「Inter BEE 2022」にインターネット動画配信システム「Live Extreme」の出展を行うと発表した。

ブース位置は幕張メッセ ホール6 小間番号6308

同社ブースは、「映像表現/プロライティング部門」として各企業が集まる幕張メッセ ホール6の小間番号6308に展開。ブースでは、動画配信エンコーダーソフトウエア・システム「Live Extreme Encoder」を展示するほか、各種プラットフォーム(PC、モバイル、STB)でのLive Extreme 配信デモンストレーション、および画質音質比較デモンストレーションを行う予定だという。

「Live Extreme」は、コルグが開発した、同社が“業界史上最高音質”だと謳うインターネット動画配信システム。最大4Kの高解像度映像とともに、ビットパーフェクトのロスレス/ハイレゾ・オーディオ(最大 PCM 384kHz/24bit および DSD 5.6MHz) をライブ配信できる。Inter BEEでは実際の使用例をもとに、クリエーター, エンジニア, 配信事業者, ライブハウス・ホールのためのプレミアム配信ソリューションを紹介するとしている。

例えば、同システムはアーティスト・エンジニアが届けたい音をマスターデータと完全一致するビットパーフェクトでダイレクトに視聴者に届けられるものだと同社は説明。これについて、一般的な配信との映像・音声との比較やビットパーフェクト伝送の仕組みを解説するという。

また、Live Extreme Encoderの配信画面を実際に触りながらオペレーション方法を紹介。一般的なDAWソフトウエアの様に普段使っているオーディオインターフェイスをそのまま運用できる仕様や、音声のマルチチャンネル配信機能を使った「副音声」「5.1ch / 7.1ch サラウンド」「3D イマーシブ」の配信コンテンツ作成の事例をもとにノウハウを紹介するともしている。

そして、画質音質を劣化せずに配信可能な Direct ABRの紹介も展開すると予告。Direct ABRとは、SDIやHDMIから入力された非圧縮映像からLive Extreme Encoder内部で最大4系統のAdaptive Bitrate映像を直接生成し、サーバーでの再圧縮を回避しながら各種ビットレートを作り出すというもので その仕様や設定運用方法を解説するという。

Inter BEEは、音と映像と通信に関連する業務用機器やソリューションを中心に、様々な企業・団体が集うイベント。入場は無料だが、全来場者登録入場制をとっており、公式サイトから登録申し込みを受け付けている。

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