詳細情報は11月ごろ発表

オーディオテクニカ、創業60周年記念のMCカートリッジ「AT-MC2022」とヘッドホン「ATH-W2022」

公開日 2022/09/28 11:14 編集部:成藤 正宣
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オーディオテクニカは、今年で同社創業60周年を迎えたことを記念する製品の第1弾として、MCカートリッジ「AT-MC2022」、およびヘッドホン「ATH-W2022」を発表した。

オーディオテクニカ60周年記念モデル第1弾が先行発表

同社が1962年にカートリッジの製造/販売を開始してから今年で60周年を迎えたことを記念し、「これまで継承してきた伝統と培ってきたノウハウ、プロフェッショナルが認める高い技術力を結集したプロダクト」として開発中の製品の情報を一部先行公開した格好となる。発売日程や価格などの詳細は11月ごろに改めてアナウンスする予定としており、また第2弾以降の60周年記念製品も追って発表するとのこと。

MCカートリッジ「AT-MC2022」は、同社の60年に渡るアナログカートリッジ技術の研究開発においてハイエンドに位置づけられ、「アナログオーディオ愛好家の皆さまに、今まで体験したことのないサウンドパフォーマンスを提供する」というモデル。

MCカートリッジ「AT-MC2022」

軽量かつ耐久性に優れたチタン製ハウジングを採用し、ダイヤモンドカンチレバーとスタイラスを一体化することで、レコード溝の動きをより正確に発電コイルに伝達。

またチタンハウジング側面の三角形部分には、職人の手作業による黒色の七宝風装飾を施し、光沢感まとう美しい仕上げと黒の配置が引き締まった印象を与えるとしている。

ヘッドホン「ATH-W2022」は、木製ハウジングを採用した同社のヘッドホン“ウッドモデル”の14代目にあたり、ラインナップの中でも「最高の贅を極めた」とするモデル。

ヘッドホン「ATH-W2022」

ハウジングの木材には、1996年に発売した初代ウッドモデル「ATH-W10VTG」と同様のミズメ桜を採用。加えて越前漆塗り仕上げを採用し、職人が一筆一筆想いを込め丁寧に描いた、満開の桜と鳳凰の蒔絵が施される。

ハウジングの杢目/蒔絵ともに1台1台異なるため、それぞれが「世界に1つしか存在しないヘッドホン」となる。また蒔絵は空気に触れることで色合いが変化することから、時の経過とともに絵柄が変わっていく様も楽しめるとのこと。

内部にはバッフル一体型の新開発58mmドライバーを搭載。豊かで没入感のあるアナログリスニング体験を提供するとしている。

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