Diretta USBブリッジ「RMP-UB1」との組み合わせを提案

スペック、ハイレゾサブスクなどを“リアルサウンド”で楽しめるUSB-DAC「RMP-DAC3」

2022/07/28 編集部:杉山康介
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スペックは、“リアルサウンドD/Aコンバーター”「RMP-DAC3」を8月8日より発売する。価格は418,000円(税込)。

RMP-DAC3

音楽ストリーミングサービスのハイレゾ対応により、高音質への需要が高まってきたことから、ファイルオーディオや音楽ストリーミングサービスのユーザーに向けて発売される製品。同社のDiretta対応USBブリッジ「RMP-UB1」と組み合わせることで、高音質伝送された楽曲データをリアルサウンドで再現できるとしている。

RMP-UB1との組み合わせイメージ

DACにはESS社の「ESS9038 PRO」を搭載。最大でPCM 384kHz/32bit、DSD 256のネイティブ再生に対応し、ダイナミックで高解像度の音質を再現するという。また、USB段はLDO超低ノイズ定電圧ICを用いたグラウンドカットのアイソレート回路構成とし、パソコンからのノイズ流入に配慮。

アナログ電源部には、オーディオソース機器用に新規開発されたニチコン社の電解コンデンサー「響一(ひびきいち)」を搭載。電源を別筐体としてトランスからのノイズを完全に遮断することで、繊細な音質と空間表現を実現するとのこと。

電源が別筐体となっている

筐体には同社アンプで培われたという、響きの美しい天然木を用いた底面構造を採用。北海道産イタヤカエデ材のインシュレーターは、中央部にヒッコリー材が埋め込まれたハイブリッド構造となっているほか、接地面を球状にすることで筐体を点で支える「音楽を奏でるボディの構造」を実現したという。

入力端子はUSB-A、USB-B、光デジタル、同軸デジタル、AES/EBSを1系統ずつ、出力端子はXLRとRCAを1系統ずつとヘッドホン端子2系統を装備。外形寸法/質量は本体部が215W×82H×299Dmm(端子含む)/3.0kgで、電源部が215W×122H×273Dmm/4.0kgとなっている。

製品の背面部

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