コルグの配信システム「Live Extreme」を使用

音楽ライブをハイレゾ&バイノーラルで生中継。エレクトリック・デュオ「dip in the pool」の9/11公演にて

公開日 2022/07/07 16:21 編集部:小野佳希
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コルグは、同社が開発したハイレゾや4Kにも対応する配信システム「Live Extreme」を採用した公演として、エレクトリック・デュオ「dip in the pool」が9月11日に開催するライブが、ハイレゾ(96kHz)とバイノーラル音声で世界配信されると発表。後日ハイレゾとサラウンド音声(5.1ch)でのアーカイブ視聴も可能になることを明かした。

dip in the poolのライブをバイノーラル音声で生中継配信

公演は渋谷WWWにて9月11日の17時開場(DJタイム)、18時開演。会場現地でのライブチケット代金は6,000円(税込・ドリンク代別)で、オンライン配信の視聴料金は3,000円(税込)。入場チケットとオンライン視聴をセットにしたものも8,000円(税込・ドリンク代別)で販売する。

dip in the poolは、モデルや女優としても活動する歌手の甲田益也子(Vocal)と木村達司(Track)によるエレクトリック・デュオ。今回の公演は「Immersive voices 1st set」と題されたシリーズの第一弾で、ドラムにダニエル・バエデール(ブラジル)、コントラバスにパール・アレキサンダー(アメリカ)、そしてビブラフォンに山田あずさ(日本)を迎え、室内楽と電子音楽の融合を彼らならではのバランスで披露するという。

本公演は、前述のとおり「Live Extreme」を利用して配信。リアルタイムでスタジオクオリティーのハイレゾ(96kHz)とバイノーラル音声で世界配信し、後日ハイレゾとサラウンド音声(5.1ch)でのアーカイブ視聴も可能にする。映像はリアルタイム/アーカイブともにフルHDでの配信となる。コルグでは「イマーシブオーディオ時代のライブ配信を他に先駆けて実現」するものだとアピールしている。

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