シリーズ機との連結機構も

光城精工、スイッチ機能付き電源タップ「Crystal R2P」。発売記念のアクセサリー付属キャンペーンも同時開催

公開日 2022/03/14 11:03 編集部:松永達矢
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光城精工は、同社の“Crystalシリーズ”よりスイッチ機能付き電源タップ「Crystal R2P」を4月8日(金)に発売する。価格は30,800円(税込)。

「Crystal R2P」

3Pコンセント2口を搭載し、接続機器の一括スイッチ機能を備えたモデル。また、同社製品「Crystal 3.1」「Crystal R5.1」などの連結機能を搭載したモデルと組み合わせることでコンセント数の増加・機能拡張にも対応。例えばCrystal 3.1を前段、本製品を後段のかたちで連結すれば、前段の3口は常時給電、後段の2口はオン/オフ可能という構成にもできる。

接続機器の電源を一括でオン・オフできるスイッチを搭載

スイッチ機構には、電気的性能および音質的にも実績のある英Arcolectric製パワースイッチを採用し、メカニカル的な接点による音質劣化と利便性の両面において克服することに成功。電源スイッチ未搭載のヴィンテージ製品や、PCオーディオやネットワークオーディオのほか、DTM(デスクトップミュージック)周辺機材の電源タップとして使用できると説明している。

本体は、トップカバー、ボトムシャーシ、サブシャーシの3パーツで構成。インレット、コンセント、パワースイッチのほかあらゆるパーツをサブシャーシに搭載し、外装ケースから独立させることで、電源タップに影響をおよぼす外部からの不要振動を減衰する「M.I.S. (メカニカル・アイソレーション・システム)」を採用。さらに、トップカバーとサブシャーシの結合部には、超低周波から超音波領域まで減衰可能な制振合金「M2052スペーサ」(非磁性体)を採用。不要振動の減衰をより高次元なものにしたとアピールする。

トップカバーにはアルミ、ボトムシャーシ、サブシャーシにはスチール素材を使用。接地面からの影響を受けやすいボトムシャーシは2.0mm厚と強化を図るほかTAOC製振動吸収シートを採用。M.I.S.による振動抑制効果を更に向上させると共に、ボディ全体の剛性を高め、セッティング時の安定感と高音質化に大きく貢献するとしている。

内部配線は外装ケースに触れないよう工夫が施される

内部配線についてもM.I.S.の独立性を保つため、外装ケースに一切触れないよう工夫が施されているほか、配線素材には表皮効果を積極的に活用した単線素材を継承し錫メッキ1.6mmを採用。各パーツのハンダ付けにおいても特殊成分配合されたものを吟味、選別して使用。同社特選マイスターが熟練した技術で作業にあたっているとのことだ。

外形寸法は59W×37H×233Dmmで、質量は約670g。入力電源ケーブルは付属されておらず、同社の「KS-0」「KS-0P」などが推奨されている。

今回の発売開始を記念したキャンペーンとして、先述の推奨ケーブル「KS-0P-2m」(定価:税込5,390円)が無料でついてくるセットの販売を実施。100セットの数量限定で、販売期間は本日3月14日から4月1日(金)正午注文分まで。全国のオーディオ専門店と同社ダイレクトショップでの実施となる。

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