新番組初回特集はロリン・マゼール

音楽サービス「ミュージックバード」、評論家・東条碩夫氏起用の新番組。4月から洋画音楽の新チャンネルも

2022/03/03 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
衛星デジタル音楽放送『ミュージックバード』は、評論家・東条碩夫氏をパーソナリティに起用したクラシック音楽の新番組を3月31日からオンエアする。また、1950年代以降の懐かしの洋画音楽を集めた新チャンネルも4月からスタートさせる。

ミュージックバードは、音楽ジャンルなど別に多数の専門チャンネルを持つ音楽サービス。オーディオファンをターゲットにしたチャンネルなども展開していたり、一般的なテレビやラジオよりも高音質な24bitでの放送や、MQA社の技術を用いたMQAデブラー放送なども行っている。

東条碩夫を迎えての新番組「東条碩夫の音楽スケッチ」は、121ch「THE CLASSIC」にて3月31日から放送開始。毎週木曜14時-18時に放送する(再放送 土曜 20時-24時)。

東条碩夫氏

第1回は、東条氏にとって取材の機会の多かった指揮者の一人だというロリン・マゼールを特集。取材の思い出などを交えて取り上げるという。「若い頃の颯爽と歯切れのいい演奏と、晩年の重厚雄大で“矯め”の利いた演奏を比較、かつ指揮者だけでなく作曲家・ヴァイオリニストとしても凄腕を見せた彼の千変万化の容(かたち)を聴いてみましょう」とコメントしている。

4月7日回の特集テーマは「わが永遠のワーグナー」。以降、4月14日回は「菅野沖彦氏へのオマージュ〜ステレオサウンド オーディオファイルのための音楽」、4月21日回は「悪役の本領」をテーマに特集する。

そして新チャンネルは、「CINEMA MUSIC〜想い出の洋画テーマ」として4月1日から119chでスタート。

懐かしの洋画音楽を集めた新チャンネルも

「戦後、我が国に洪水のように押し寄せてきた外国映画。『第三の男』(1952)『エデンの東』(1955)『太陽がいっぱい』(1960)『明日に向かって撃て』(1969)…多感な青年たちに鮮烈な印象を与えた洋画は、音楽とともに今も彼らの心に刻まれています」とし、オリジナル・サントラやスターの名唱、ストリングス・オーケストラの演奏などから究極のシネマ・ミュージックを選りすぐってオンエアするという。

なお、ミュージックバードは有料サービスで、聴取には加入申し込みなどが必要。下記にて問い合わせを受け付けている。

【問い合わせ先】
ミュージックバード カスタマーセンター
TEL/03-3221-9000
https://musicbird.jp/request/

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック