MQAパススルー対応「NP5 PRISMA MK2」も発売

PRIMARE、独自ネットワーク機能搭載のプリメイン「I15 PRISMA MK2」。DAC部をリニューアル

2022/01/07 編集部:成藤 正宣
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ナスペックは、同社取り扱いブランドPRIMARE(プライマー)から、プリメインアンプ「I15 PRISMA MK2」、ネットワークプレーヤー「NP5 PRISMA MK2」を1月11日より発売する。

・プリメインアンプ「I15 PRISMA MK2」:297,000円(税込)

「I15 PRISMA MK2」(チタン/ブラック)

・ネットワークプレーヤー「NP5 PRISMA MK2」:99,000円(税込)

「NP5 PRISMA MK2」

I15 PRISMA MK2は、2019年発売の従来モデル「I15 PRISMA」をリニューアルした、ネットワークプレーヤー/USB-DAC機能内蔵のプリメインアンプ。DACチップとして新たにESS「ES9028Q2M」を採用し、USB-DAC時ではPCM 384kHz/32bitおよびDSD 11.2MHzまでの再生に対応する。

従来モデルから引き続き、ブランドが独自に開発したネットワークプレーヤー機能「PRISMA」を搭載。NAS/USBメモリー/HDD/ストリーミングを問わず、PCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHzまでのネットワーク再生に対応。デザインや操作性など、専用アプリの高い完成度も特徴だとしている。なお、ストリーミングはChromecast built-in/AirPlay2/Spotify Connectをサポートする。

特別仕様のクラスDアンプモジュール「Hypex UCD102」を搭載し、60W+60W(8Ω)/100W+100W(4Ω)の駆動力を実現。ディスクリート構成により安定した電圧を供給できることに加え、クラスDの利点を活かして回路基板にヒートシンクを直接配置する設計により経路を大幅短縮。出力デバイスもスピーカー端子に直結させるケーブルレスとすることで高音質化を図っているとのこと。

特別仕様のクラスDアンプモジュール「Hypex UCD102」を搭載

入力回路も、2×4チャンネル・バランスモード・ボリュームコントロールICを採用することで、ギャングエラーや左右バランスの不均衡を排除している。

アナログ入力端子はRCA×1/3.5mm×1、アナログ出力端子はRCA×1を搭載。デジタル入力端子はTOS-LINK×3/同軸×1/USB Type-A×1/USB Type-B、デジタル出力端子は同軸×1を搭載する。

背面に豊富な入出力を搭載

消費電力はスタンバイ時で0.5W、アクティブ時で25W。外形寸法は350W×73H×310Dmm(突起部含む)、質量は約6.4kg。

NP5 PRISMA MK2は、TOS-LINK/同軸デジタル出力に特化し、様々なDAコンバーターでPRISMAネットワーク再生を利用可能にするためのネットワークプレーヤー。従来モデル「NP5 PRISMA」から新たにMQAパススルー出力に対応し、MQAデコードが可能なDAコンバーターと組み合わせることで、MQAストリーミング再生が楽しめるようになった。

様々なDAコンバーターで独自のネットワークプレーヤー機能「PRISMA」を利用可能にするネットワークトランスポート

オーディオフォーマットはWAV/LPCM/AIFF/FLAC/ALAC/WMA/OGG/MP3/MP4(AAC)/DSDをサポート。DSDは5.6MHzまで対応し、出力はPCM変換となる。ほか、Chromecast built-in、AirPlay2、Spotify Connect、Roon Readyにも対応する。

消費電力はスタンバイ時で<2.9W、アクティブ時で<3.6W。外形寸法は143W×36H×125Dmm(突起部含む)、質量は約0.5kg。

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