トリプルレイヤージャケット仕様を採用

SILTECH、新開発「G9 Silver-Gold」導体採用の「Classic Legend Series」

2021/12/03 編集部:伴 修二郎
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完実電気は、同社が取り扱うSILTECH(シルテック)ブランドより、新開発「G9 Silver-Gold」導体を採用したオーディオケーブル「Classic Legend Series」を12月3日より発売する。RCA、XLR、スピーカー、フォノ、グランドケーブルをラインアップし、価格は以下の通り(表記いずれも税込)。

「Classic Legend Series」

RCAケーブル「CLASSIC-LEGEND680I-RCA」
・1.0m 264,000円
・1.5m 352,000円
・2.0m 440,000円

「CLASSIC-LEGEND680I-RCA」

XLRケーブル「CLASSIC-LEGEND680I-XLR」
・1.0m 264,000円
・1.5m 352,000円 
・2.0m 440,000円

「CLASSIC-LEGEND680I-XLR」

スピーカーケーブル「CLASSIC-LEGEND680I-SPADE」
・2.0m 478,500円
・2.5m 577,500円
・3.0m 676,500円

「CLASSIC-LEGEND680I-SPADE」

フォノケーブル「CLASSIC-LEGEND680PHONO」
・1.0m 363,000円
・1.5m 473,000円
・1.0m-L 363,000円
・1.5m-L 473,000円

「CLASSIC-LEGEND680PHONO」

グランドケーブル「ZERO-OHM-LEGEND」
・RCA-1.0m 275,000円
・RCA-1.5m 363,000円
・RCA-2.0m 451,000円
・XLR-1.0m 275,000円
・XLR-1.5m 363,000円
・XLR-2.0m 451,000円

「ZERO-OHM-LEGEND-RCA」

「ZERO-OHM-LEGEND-XLR」

「Classic Legend Series」は、新開発のG9 Silver-Gold導体を採用した最新シリーズ。従来モデルと同様に純度9Nを維持しつつ、「焼き戻し」の技術が改良されことで、品質の安定性と生産性が向上したとアピールする。

導体自体の太さは、従来モデル「Classic Anniversary」と比較すると最大2倍の太さに増大。また、従来は最低150-200時間必要だったエージングが、本モデルではコネクタによっては約100時間で済むなど、必要時間が大幅短縮されている。

ジャケットは、テフロン/PEEK/テフロンのトリプルレイヤー仕様で、絶縁体には先端分野でも使用するデュポン製PEEKを採用。これにより、歪みやノイズを極限まで抑え込むほか、ケーブルへのノイズ対策をより強化するとしている。また、シールディングの性能は従来の1.5倍となっており、ミリタリーグレードに匹敵する性能としている。

スピーカーケーブルには、「Triple Crownシリーズ」で開発されたテクノロジー「エアークレイドル構造」を採用。これにより、導体と絶縁体の接点を最小に抑え、かつ取り回しにも配慮するとしている。

インターコネクトケーブル/電源ケーブルには、「Royal Signature」シリーズで開発されたテクノロジー「レゾナウンス・ダンパー機構」を採用。新規開発された絶縁体により、ケーブル内で発生する不要な共鳴を抑制するという。

グランドケーブル「ZERO-OHM-LEGEND」は、RCAまたはXLR端子を搭載、手持ちのケーブルに取り付けて使用することで、ケーブルのグランドレベルを最適化するものとなっている。高い伝導性を備えた高純度Silver採用のフィルターを搭載、加えてケーブル上の抵抗を下げることによってグランドノイズを低減し、電磁波やノイズの飛び込みを抑制。これにより、THDが改善されることでノイズフロアが下がり、ダイナミックレンジが大きく広がるとしている。

高純度Silver採用のフィルター搭載

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