「音で世界に喜びを」

Bowers & WilkinsをSound Unitedが買収へ。デノン・マランツの親会社

公開日 2020/06/13 17:22 編集部:風間雄介
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米Sound United LLC.は現地時間12日、Bowers & Wilkins(B&W)の買収に関する予備契約を締結したと発表した。

Sound Unitedは、DenonやMarantz、Polk Audio、Definitive Technology、Classe、Boston Acousticsなどの親会社。ボストンを拠点とするプライベート・エクイティ・ファーム、チャールズバンク・キャピタル・パートナーズの投資先企業だ。

Bowers & Wilkinsは800/700/600シリーズなどのスピーカー、ヘッドホン、ワイヤレススピーカー、ホームシアター向けスピーカー、カーオーディオなどを手がけている。日本では、Sound United傘下のディーアンドエムホールディングスが、Bowers & Wilkinsの輸入販売を行っている。

Sound UnitedのCEO、Kevin Duffy氏は「50年以上にわたり、Bowers & Wilkinsは世界で最も権威あるブランドの1つを築き上げてきました。業界をリードする音響エンジニアリング、象徴的なデザイン、そしてマーケティングによってスピーカー市場を牽引しています。今回の取引を完了することを楽しみにしています。今回の取引はSound Unitedのミッションである『音で世界に喜びをもたらす』ということに寄与します」とコメントしている。

買収取引にはまだ協議すべき点が残っており、今後確認調査や規制当局の審査なども必要となるという。今後、両社から買収に関する詳細が随時アップデートされる予定だ。

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