当初予定の4月18日から

「RECORD STORE DAY」、6月20日に開催延期。新型コロナウイルスの蔓延に配慮

公開日 2020/03/13 22:00 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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アメリカをはじめ世界23カ国で年に一度開催される、レコードストア文化の祭典「RECORD STORE DAY(レコードストアデイ)」。今年2020年の開催日が当初予定の4月18日(土)から6月20日(土)に延期されることが決まった。

RECORD STORE DAYの開催延期が決定

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、参加者の健康面、安全性を最優先に考慮したためだと説明している。

「RECORD STORE DAY」は、独立したレコード小売店舗を活性化させる目的で、年に1度、世界23カ国で同時に開催されている。日本においても290の店舗が参加すし、「RECORD STORE DAY」限定タイトルが、一斉に参加店舗のみで発売される。実際の店舗に足を運んでほしいという思いから、ネット販売は、2日後の6月22日(月)より解禁、予約取り置きは不可というルールを設けている。

「RECORD STORE DAY JAPAN」のアンバサダーには、銀杏BOYZの峯田和伸さんが就任。第一弾アルバムとして銀杏BOYZや土岐麻子など、100タイトルのアナログレコードでのリリースが発表されている。

■RECORD STORE DAY創設者 Chris Brown氏コメント

RECORD STORE DAYは何千人もの人や小さなビジネスを巻き込む世界的なイベントです。ここ数週間で、状況が1日ごと、1時間ごとに目まぐるしく変わる中、私たちは様々な選択肢を検討しました。予定通り開催する、日程を変更する、イベントの構造を変更するなど。今後5週間で状況がどのように変わるかは誰にもわかりません。判断は今、現状を踏まえて下す必要があります。

パーフェクトな解決策などありません。簡単な答えなどありません。私たちは、今年のRECORD STORE DAYを6月20日(土)に延期させることがベストな方法だと判断しました。

私たちは、この判断が、医師、科学者、世界保健機関、疾病予防管理センターによる推奨や、地域および世界のコミュニティの善良な市民である必要性などを考慮しつつも、世界中のレコードストアにとって、利益のある、サクセスフルなRECORD STORE DAYを迎えるためのベストな方法だと考えています。

私たちは、お客様、レコードストア、アーティスト、レーベルなど、RECORD STORE DAYに関わる全ての人が、できるだけスムーズにこの変更に対応できるよう、パートナーやお店と取り組んでいます。私たちは、皆さんが安全に集まって、人生、アート、音楽、インディーのレコードストア文化を祝福できる時にパーティーを開きたいのです。

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