HOME > ニュース > iFi audio、独自技術を多数搭載するオールインワンオーディオ「AURORA」

独自のハイブリッド式アンプやチューニング技術を採用

iFi audio、独自技術を多数搭載するオールインワンオーディオ「AURORA」

公開日 2020/04/10 12:38 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
トップウイングサイバーサウンドグループは、同社が取り扱う英iFi audioブランドの新製品として一体型ワイヤレス・オーディオシステム「AURORA(オーロラ)」を4月20日より発売する。価格は190,000円(税抜)。

オールインワン・オーディオ「AURORA」

竹の外装で囲み、アルミニウム・フレームで支えた筐体の中に、6基のスピーカーユニットと2基のパッシブラジエーター、独自のアンプ技術、音響補正、タッチコントロール、ネットワークオーディオなど多機能を搭載したワイヤレス音楽システム。デザインは、フランスのプロダクト・デザイナーであるジュリアン・アジザが、東京の表参道や原宿エリアの建築物からインスピレーションを得て生み出したという。

アンプ部は「PureEmotion」と名付けられた専用設計を採用。プリアンプ段に真空管回路、パワーアンプ段に独自のスイッチング・パワーアンプ「カレント・マルチプライヤー回路」を用いるハイブリッド構造で、「音の純粋さを保ちながら、それにハイレベルな魅力、スピード、快感を生み出すダイナミックさが結びついたサウンド」を再現するとしている。

スピーカーユニットは、広い周波数帯域をカバーする120mmコーティング・ペーパーコーン・ドライバーが4基、28mm シルクドーム・トゥイーターが2基、および120×200mm パッシブラジエーターが2基で構成。一般的なオールインワン・システムを上回る広い帯域、なめらかな周波数レスポンス、広々としたサウンドステージを実現するという。

6つのドライバーと2つのパッシブラジエーターを搭載

また、DSP(デジタル信号処理)を用いないアナログ領域のサウンドチューニングにこだわり、特定の周波数で特定のドライバーからの出力レベルを調節する「SoundSpace」、下向きのパッシブラジエーターを活用して低域の深さをコントロールする「TrueBass」といった独自の手法を採用。筐体背面に搭載された6つのマイクで室内の音響を計測する「ART(Auromatic Room Tailoring)」機能においても、サウンドの調節はアナログ領域で行うとのこと。

入力はWi-Fi、Bluetooth(aptX HD/aptX Adaptive/aptX/LDAC//HWA/AAC/SBCコーデックに対応)、USBストレージ、microSDカード、同軸デジタル、光デジタル、RCA、3.5mmステレオミニと豊富に対応。音源フォーマットは最大で192kHz/32bitまでサポートする。なお、音声アシスタントには対応していない。

デジタル/アナログ/ネットワークと多数の接続をサポート

再生周波数帯域は27Hz〜40kHz、最大音圧レベルは115dB、最大消費電力は320VA。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク