最新バージョン1.7も公開

“総合音楽鑑賞ソフト”Roonの「いま」と「これから」を、創業者とのやりとりから紐解く

逆木 一

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2020年03月02日
「聴くだけにとどまらない多面的な音楽の楽しみ」が得られる、音楽愛好家のための “総合音楽鑑賞ソフト” Roon。

2015年の登場以来、他のソフトとは一線を画するローカルとクラウドを統合した音楽体験や、ネットワークプレーヤーとの連携を可能とする「Roon Ready」といった仕組みにより、Roonは多くのユーザーから熱烈な支持を受けてきた。昨年にはソフトの日本語表示に対応したこともあり、日本のユーザーに対するハードルもだいぶ低くなったといえる。

Roonのアーティスト画面。バイオグラフィやディスコグラフィのほか、コンサート情報等も表示される

また、Roonは今に到るまで精力的なアップデートを続け、機能を拡張してきたことも特筆できる。革新部分こそ変わらないにせよ、現在のRoonは登場間もない頃のRoonに比べ、オーディオファンと音楽ファンの双方にとって長足の進歩を遂げた。

いまやファイル再生の領域でなくてはならないソフト/サービスとなった感のあるRoon。そして先月、Roonを手掛けるRoon Labsの創業者であるCEO・Enno Vandermeer氏とCOO・Danny Dulai氏が来日。ヘッドフォン祭の中で実施されたRoonのイベントに参加し、日本のオーディオファンに対してRoonの紹介を行った。

昨年来日したRoon Labのファウンダーの二人、Enno Vandermeer氏(右)とDanny Dulai氏(左)

この記事では、2019年11月2日(土)と3日(日)に開催された「ヘッドフォン祭」でのイベントと11月4日(月・祝)にダイナミックオーディオ5555にて開催されたイベント、そしてそれに前後して筆者が行ったインタビューの中から特に重要と思われる内容を紹介すると共に、先日行われたRoonのバージョン1.7へのアップデート等も絡めて、Roonの「いま」と「これから」を紐解いていきたい。

Roonが目指す「音楽体験」とは?

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