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Qutestと同サイズ

<HIGH END>CHORD、コンパクトなフォノアンプ「Huei」発表。モノパワー「ULTIMA 2/3」も

編集部:小澤貴信
2019年05月10日
独ミュンヘンで開催中のハイエンドオーディオ見本市「HIGH END MUNICH 2019」にて、英CHORD Electronicsは発表会を開催。コンパクトなフォノアンプ「Huei」、フラグシップの技術を継承するモノラル・パワーアンプ「ULTIMA 2」「ULTIMA 3」を発表した。

Qutestと同サイズのフォノアンプ

「Huei」は、同社のコンパクトなUSB-DAC「Qutest」と筐体デザインやサイズを同じくするフォノイコライザーアンプ。価格は990ポンドで、欧州では今夏の末に発売が予定されている。

「Huei」

同社が30年にわたって培ったアンプ開発技術を投入し、CHORDが創業時から高く評価されてきた高品位な“信号増幅”を、レコード再生にも提供するとする。また、各機能の制御は超低ノイズのマイクロプロセッサーで行う。

MM/MCカートリッジに対応。インピーダンス・マッチング機能、および7段階のゲイン切替機能を備え、多様なカートリッジに適合できるとのこと。対応する入力インピーダンスは30Ω〜47kΩ、ゲイン幅は0dBV〜75dBVとなる。また、レコード再生におけるランブルを回避するランブルフィルターも搭載する。各機能はフロントパネルの球状ボタンで切り替えが行える。

背面部

Qutestと同様に、航空機アルミビレットからの精密加工されたボディを採用。入力端子はRCA×1、出力端子はRCA×1に加えて、XLR×1も備える。イコライザーカーブはRIAAカーブに対応。周波数特性は12Hz〜25kHz。出力インピーダンスは520Ω。外形寸法は160W×72H×43Dmm、質量は770g。

フラグシップの技術を継承したパワーアンプ2機種

「ULTIMA 2」「ULTIMA 3」は、2018年10月に発表された同社の旗艦パワーアンプ「ULTIMA」(日本未導入)で初採用された“ULTIMAアンプトポロジー”を、旗艦機以外で初めて継承したモデルとなる。

「ULTIMA 2」(レッグなし、サイドパネル装着)

「ULTIMA 3」(インテグラレッグ搭載)

「ULTIMA 2」は出力750W/chで、価格は18,360ポンド/1台。「ULTIMA 3」は出力480W/chで、価格は11,000ポンド/1台となる。なおULTIMA 3は、同社の既存のパワーアンプ「SPM 1400 MKII」に置き換わる。いずれもすでに出荷が開始されいる。

「ULTIMA」

ULTIMAトポロジーは、同社の創業者でありアンプ設計を一手に担うジョン・フランクス氏による最新のアンプ回路設計となる。ベースとなる技術は、Malcolm J Hawksford博士の論文を元に、Bell LabsのBob Cordell氏がリファインしたもの。ジョン・フランクス氏はこの理論を用い、さらに発展させたのがULTIMAトポロジーなのだという。

ジョン・フランクス氏

「ULTIMA 3」(レッグなし、サイドパネル装着)

ULTIMA 2の外形寸法は420W×310H×670Dmm(インテグラレッグ除く)、質量は86kg。ULTIMA 3の外形寸法は481W×176H×377Dmm(インテグラレッグ含む)。

「ULTIMA 2」の背面

「ULTIMA 3」の背面

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