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スピーカー史に残る銘機の血統

<HIGH END>ソナス・ファベール、ブックシェルフ型の最新機「MINIMA AMATOR II」発表

オーディオ編集部・浅田陽介
2019年05月10日
ソナス・ファベールは、現地時間の2019年5月9日(木)からドイツ・ミュンヘンで開幕したMunich HIGH END 2019の会場にて、最新スピーカーとなる「MINIMA AMATOR II」を発表した。

Sonus Faber「MINIMA AMATOR II」

MINIMA AMATOR IIは、すでに日本でも発売され高い評価を集めている「ELECTA AMATOR III」に続く形で登場するブックシェルフスピーカー。ソナス・ファベールにおけるトラディッショナルなデザインを通して過去に敬意を払いながら、現代のテクノロジーによってその再現能力をさらに高めるベく開発が進められた。世界的なヒットとなった1992年登場のオリジナルから、実に27年の時を経て蘇るという意味でも、注目すべきスピーカーシステムといえるだろう。

同社がこれまで36年に渡って培ってきた世界的な経験にインスパイアされる形で開発されたいうMINIMA AMATOR IIは、伝統と最新のテクノロジーを融合させた上で、よりライフスタイルに溶け込むスピーカーシステムとして開発されている。

本機のリアパネル。バスレフダクトはスピーカー上部に装備。スピーカーターミナルはバイワイヤリングにも対応する

ウォルナット材を採用したキャビネットのデザインは、MINIMA AMATOR IIへの進化に伴いよりモダンな印象を感じさせるフロントバッフルを新たに採用。下部には品の良いゴールドのラインがあしらわれるなど、実にソナス・ファベールらしさを感じさせる風格を醸し出している。

ウォルナットによるエンクロージャーには、品の良いゴールドの装飾が施される

28mmのシルクドームトゥイーターには、DAD-Damped Aplex Domeテクノロジーを採用。またミッドウーファーには、イタリア・ヴィチェンツァの研究室で開発されたというセルロース・パルプと天然繊維によるコーンを備えた6インチのユニットを採用する。またこの双方をつなぐParacross Topologyによるクロスオーバーは2500Hz@−6dBで、ダイナミックレンジの向上とさらなる高解像度再生を可能としている。

付属専用スタンドのベース部は、ELECTA AMATOR IIIと同様のしろ大理石を採用する

また、専用スタンドは付属品。ELECTA AMATOR III同様、イタリア北部のカッラーラ産の白大理石のベースを備えたスタンドも、MINIMA AMATOR IIをより洗練されたスピーカーへと仕上げた要素となっている。

ブースでは、オーディオリサーチ製のアンプを用いてデモが行われている

なお、本機は6月のヨーロッパ市場を皮切りに出荷を予定とのこと。ソナス・ファベールの伝統と革新が詰め込まれたスピーカーとして、早くもここヨーロッパでは来場者からの高い関心を集めている。

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