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徹底的なノイズ対策を講じた

クリプトン、5面に特殊カーボンを張るフラグシップ電源ボックス「PB-HR2000」。約20万円

PHILE WEB編集部
2018年09月14日
(株)クリプトンは、HR(High Resolution)シリーズのフラグシップ電源ボックス「PB-HR2000」を11月下旬に発売する。価格は198,000円(税抜)。

「PB-HR2000」

新回路や新素材を採用し、電源環境に発生するノイズの大幅軽減を実現したというフラグシップ電源ボックス。同社のHRシリーズアクセサリーと組み合わせることでノイズ削減効果は増し、さらなる高音質を発揮するとしている。

機能性ポリエステル「ネオフェード」をCFRP(カーボン繊維強化プラスチック)で挟んだ、オーディオ用素材「<ネオフェード>カーボンマトリックス3層材」を筐体の5面に採用。三菱ガス化学と共同開発したというこの素材により不要振動をスムーズに吸収すると共に、カーボンの電磁シールド効果でノイズも低減するという。

<ネオフェード>をCFRPで挟んだ3層材は従来製品でも採用してきたが、今回は筐体の5面やインシュレーターなど広範囲に採用する

内部構造体には、測定と試聴から「<ネオフェード>カーボンマトリックス3層材」との相性が良いと判断されたステンレスを採用。底面には「<ネオフェード>カーボンマトリックス3層材」とステンレスのハイブリッド・インシュレーターを装着し、外部振動を吸収させている。

内部配線には、広いダイナミックレンジと高いS/Nの確保を目的にPC-Triple Cを採用。さらに表面には、株式会社トーキンの複合磁性体「バスタレイド」をシート状にして巻き付けている。これにより内部配線がアンテナとして働くことを抑制し、高周波ノイズ成分の悪影響を軽減。高域のS/Nが改善され音の明瞭度が向上するとしている。

ノイズ抑制効果を持つ「バスタレイド」をPC-Triple C配線に巻き付けている

「ハイレゾ・オーディオに対応するためには使用環境でのノイズを徹底排除することが必要」との観点から、電源フィルターを2回路搭載。コンセントはレビトン社製のホスピタルグレードで、2個はパワーアンプ、パソコン等の大電流機器・高ノイズ機器用、4個はDVD/CDプレーヤー、プリアンプ、DAC等の少電流機器を接続する分離配置設計とした。これにより、グラウンドループなど機器間の相互影響を軽減することができるとしている。ACインレットは信頼性の高いロジウムメッキ仕上げを施している。

従来モデル「PB-HR1000」(写真下)との外観比較

外形寸法は308W×72H×134Dmmで、質量は3.2kg。最大使用電流は15Aで、フィルター特性は(-40dB)100kHz/10MHzとなる。

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