新規に取り扱いを開始

フューレン、仏Elipsonのレコードプレーヤー「OMEGA 100」。7.6万円、フォノイコ内蔵モデルも

公開日 2018/07/02 19:28 編集部:小澤貴信
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フューレンコーディネートは、フランスのオーディオブランド Elipson(エリプソン)の製品取り扱いを開始。アナログレコードプレーヤー「OMEGA 100」「OMEGA 100 RIAA」を7月18日より発売する。

・「OMEGA 100」 ¥76,000(税抜)
・「OMEGA 100 RIAA」(フォノイコライザー内蔵モデル)¥86,000(税抜)

OMEGA 100(レッド)

Elipsonは1938年に創設されたマルチモーター社を端緒とするオーディオブランドで、1951年にエリプソン社と改名。数々のスピーカーを世に送り出してきた。2016年には、同社がゼロから設計・開発を行ったというアナログプレーヤー「OMEGA(オメガ)」を発表。その音質と共に、Bluetoothを内蔵したことでも注目を集めた(なお、Bluetoothモデルは現時点で日本市場への導入は行われない)。

今回フューレンが取り扱うのは、「OMEGA 100」と「OMEGA 100 RIAA」の2機種。OMEGA 100 RIAAは、OMEGA 100にMM/MC対応のフォノイコライザーを内蔵したモデルとなる。両モデル共にカートリッジが付属、ブラック・レッド・ホワイトの3色をラインナップする。

いずれも高度なエレクトロニクス設計を特徴としており、世界各国の商用電源電圧・周波数環境においてすぐに動作をさせることができる。高い回転精度を実現するために、最先端のデジタル技術による正弦波信号生成技術を投入。DDS(Direct Digital Synthesis = デジタル直接合成発振器)によって周波数生成を行い駆動モーターの信頼性を確保すると共に、ベルトのスリップも回避した回転数の自動制御も可能にしたという。回転数は33/45/78回転に対応する。

また、モーターは不要振動を避けるようにサスペンションマウントされる。トッププレートはプレススチール製、アクリルラッカー仕上げのサブシャーシはアクリル樹脂製となる。

さらに、カーボンチューブ製のトーンアームも独自に新開発。高い精度を誇る環状の回転部構造にトーションバーを配置し、アンチスケーティング量を内部の捻じれによって調整することができる。

OMEGA 100 RIAAは、高い性能を実現したというMM/MC対応のフォノイコライザーを内蔵。ターンテーブルを直接、アンプへ接続することができる。

カートリッジは、オルトフォンの「OM 10」を同梱する。外形寸法は450W×120H×380Dmm、質量は5.8kg。

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